座る位置がポイント(4B) 2005/9/21 [撮影5日目 (一)夏美の家]
以前にも書いたが、
映画を見ていて、複数の登場人物が座っている場面があっても・・
「ああ、座って話をするシーンだ・・」
と思って終わりにしてしまうことが多い。
「なぜ、主人公が右で、友達が左で、あの子が真ん中なのか?」
とか考える人は少ない。
でも、映画の中での「立ち位置」「座り位置」は意味がある。監督がそれを考えて、位置を決めて、俳優に座ってもらうのだ。
監督たちは俳優の位置によって、様々な「意味」や「背景」まで表現するのである。
さて、先ほどの問題。さらなるヒント。
撮影中に撮った写真。分かりやすいものを見つけたので追加。
正面の襖から夏美(佐津川愛美)は入って来る。
左側は縁側。外が見える。右側は隣の部屋。
手前も縁側。外が見える。
部屋の中央にテーブル。夏美と母(吉行由実)はどこに座るのが
いろんな意味でベストだろうか?
先の写真や図も参考に考えてほしい。
(つづく)
映画を見ていて、複数の登場人物が座っている場面があっても・・
「ああ、座って話をするシーンだ・・」
と思って終わりにしてしまうことが多い。
「なぜ、主人公が右で、友達が左で、あの子が真ん中なのか?」
とか考える人は少ない。
でも、映画の中での「立ち位置」「座り位置」は意味がある。監督がそれを考えて、位置を決めて、俳優に座ってもらうのだ。
監督たちは俳優の位置によって、様々な「意味」や「背景」まで表現するのである。
さて、先ほどの問題。さらなるヒント。
撮影中に撮った写真。分かりやすいものを見つけたので追加。
正面の襖から夏美(佐津川愛美)は入って来る。
左側は縁側。外が見える。右側は隣の部屋。
手前も縁側。外が見える。
部屋の中央にテーブル。夏美と母(吉行由実)はどこに座るのが
いろんな意味でベストだろうか?
先の写真や図も参考に考えてほしい。
(つづく)