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照明について/外と室内(9) 2005/9/21  [撮影5日目(三)夏美の家]


 「ゴッドファーザーPARTⅡ」で、特に素晴らしい場面。

 ロバート・デ・ニーロ扮する、若き日のビトー・コルレオーネが町の顔を役を殺しに行くところ。

 屋根づたいに尾行。先回りして、顔役が自宅に戻るのを待ち伏せ。

 入り口前の電球を緩めて、あたりを暗くする。

 帰って来た顔役は「・・・?」と思い電球を触る。ふぁと光る電球。

 と、その光が隠れていたデ・ニーロを闇から浮かび上がらせる。

 照明をシナリオ時から、考えて書いたのではないか?

 という、光と影を見事に見せた場面だった。

 (つづく)


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