俳優の意思を超え、役は動き出す!(25)役が成長 2005/9/21 [撮影5日目(八)理沙の成長]
なので、谷村美月が泣かなくてもいいシーンで、泣いたり、叫んだりするのも、押さえたくなかった。
「酔いどれ天使」の三船敏郎や「スキャンダル」の志村喬のように、書かれた役以上に魅力的になっていたからだ。むしろ・・。
「おー、谷村、いいぞ! 行け行け!」
とか思ってしまう。
もちろん、物語はいきなりマックスになると、あとが盛り上がらないということもある。
でも、その辺は演出でカバー。結果として、映画は面白くなると考えている。
それらは皆、俳優が勘違いして演技したとか、暴走したというのではない。
役が成長、シナリオに書かれた以上の魅力を持ち始めたということなのである!
(つづく)
今年もCS放送で「ストロベリーフィールズ」放映!(3年連続)
今回は日本映画専門チャンネル
2009年05月13日(水) 22:00
2009年05月17日(日) 25:00
2009年05月20日(水) 12:00
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