ただ、この場面。「気持ち」や「台詞」だけではない。
満潮で砂浜が狭い。背後にあるど派手な壁画が写るとマズい。
それが写らないコースで、
佐津川たちには、歩いてもらわなければならないのだ。
まず、リハーサルしながら、そのコースを歩く。
美香(東亜優)はあと数時間で、天国に行かねばならない。
「それまでに何か、できることはないか?」
夏美(佐津川愛美)、マキ(谷村美月)、理沙(芳賀優里亜)は真剣に考える。
そのいちご娘たちに、カメラマンを向ける三本木さん。
フレームを覗き、後ろの壁画が写らないか?を確認。
よし、何とか行けそうだ!
(つづく)