古畑任三郎のつもりで推理・5/結論 2005/9/22 [撮影6日目(三)排水口]
「理沙(芳賀優里亜)はプライドが高い・・・素直に『私の家族も同じ。血が繋がっている姉妹なのに…』とは言えなかったのではないでしょうか?
では、その理沙の家庭では、一体、何が起こっていたのか?
答えはもうお分かりですね? 古畑任三郎でした・・・」
と、気づいてもらえる仕掛けである。
その謎解きは、次の「彷徨い」シーンで映像のみで行われる。
さらにそのあとの「お寺」のシーンで、鉄男(波岡一喜)によって理沙が抱える「悲しみ」が解明される。
そこまでは「ムカつく女」と思えていた理沙が、哀れで仕方がなくなるという展開なのだ。
そんな伏線を張ったのが、このシーンであり、理沙の台詞。
谷村美月と芳賀優里亜。そんな部分もしっかり押さえながら芝居を進める。
(つづく)