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監督の決断(6)十代の感性 2005/9/22 [撮影6日目(十二)美香との別れ6]

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 僕はシナリオを書きながら、こう考えた。

 夏美(佐津川愛美)は美香(東亜優)とは、さほど仲はよくない設定

 「マキの応援」を通じて、友達になったばかり。

 それに人間。とんでもないことを目にすると、悲しいと思うより唖然とする。

 だから、号泣することはない。

 さらに映画論法的にも、第1のクライマックスで、こんなに盛り上がってはいけない。

 最後のクライマックスで、感動できない可能性もある。

 だが、佐津川愛美も、谷村美月も、シナリオを読み、自分たちの役を自分なりに解釈したはず。

 十代の感性で、考え、「自分ならどうする?」と考えたはずだ・・。

 (つづく)

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