脱都会生活の恩恵=病気の時は都会と田舎とどちらが便利か? 02-07 [2023年2月 喘息、戦い]
脱都会生活の恩恵=病気の時は都会と田舎とどちらが便利か? 2023-02-07
喘息というのも、あまり理解されていない病気で「咳が出る」という認識しかない人が多い。そのせいか?風邪と同じ対処法をコメントしてくる人もいる。
「暖かくして、ゆっくりと寝てください」ーいや、暖かくすると発作が起きるので全然寝られなくなるんだけど?と言いたくなる。つまり、真逆のアドバイスをされる。
気管支が狭くなり、呼吸がしづらい。少し歩くと息が切れるので数メーター進むと立ち止まり休憩。幼稚園以前の子供やかなりのお年寄りにも抜かれてしまう。
床に落ちた物を拾うのも大変。体を曲げ、胸に負担がかかる。その間、息ができなくなり、咳が出たり、呼吸が苦しくなったり。喋るだけでも咳が出て、発作に繋がる可能性がある。
体を温めると咳が出る。温めないと疲労回復が進まない。横になると咳が出る。しっかりと寝られない(座ったまま寝る)。体を冷やさないと咳が出る。寒いと体調不良がさらに悪化する。負の連鎖が続く。できるのはギリギリの室温にして、部屋でテレビを見ることくらい。そこで考えた。
都内にいると電車、バスがあり、車を持たなくても生活できる。いや、車があると高い駐車場代を払わねばならず大変。ただ、今のような状態。病気の時でも近所に病院があるし、コンビニやマーケットも5分くらいなので、体調が悪くても買い物に行ける。
それが今は脱都会生活。どこへ行くのも、かなりの距離がある。5分でマーケットは行けない。駅までも30分。バスは1日数本!
だから、皆、車で生活。LAのような状態。僕は引っ越してすぐに中古のオートバイを買った。これなら歩きで2〜30分かかるマーケットでも5分で行ける。
アパート1階の駐車場まで行けば、あとはバイク。到着すればマーケットの中を歩くだけ。でも、これ健康には凄く悪くて、LA時代も感じたが、物凄い運動不足なる。歩かなくなり体力が低下する。
だが、今のような状態。歩くだけで呼吸困難になる時は助かる。とにかく、1階まで降りてバイクに乗ればどこでも行ける。
これがもし東京で電車移動するなら階段上がったり降りたり、バスでも人が多く座れないことも。病人には厳しい。それが現在の脱都会生活なら1階の駐車場まで降り、目的地の中を歩く程度の体力があれば、買い物でも、食事でも可能。
とはいえ、少し前まで1階まで降りるだけで困難。部屋の中で移動するだけでも息が切れた。が、多少の回復は進んでいるので、薬や食料を買うのは困らなくなった。都会に住むこと。田舎に住むこと。病気の時はそれぞれにどうなのか?あれこれ考える。