健常者の何気ない言葉が、病人を傷つける? 04-30 [2023年4月 脳梗塞、発症]
2023-04-30
歌手のKEIKOが脳腫瘍で倒れた時。夫であった小室哲哉の発言に激怒したという。
「彼女は小学生のドリルを、楽しそうにやっています」
僕も当時は、その意味に気づかなかった。
でも、障害を経験して気づいた。
小室の発言は
「彼女は知的能力が下がったので、小学生の勉強をしている」
との解釈できる。彼女は文字が思い出せないだけで、書けないだけ。
知的レベルが下がったのではない。
なのに小室はそう取れるような言い方はしたのだ。
小室に悪意はない。表現が悪いだけ。だが、障害を持った者は傷つく。
僕も同じ体験をした。その人に悪気はないが、子供扱い?したコメント。
近い表現をするなら「ひらがな。書けるんですね〜」的な。
こちらからすると、小学生扱い。馬鹿にされた感じ。]
もちろん、相手に悪意はない。小室と同じケース。罪の意識もない。
傷つけていることに気づかない。
ただ、障害者は深く傷つく。
自分が経験して初めて、その意味を知る。
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