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自宅入院生活は続く=「ヒノカミ神楽」を2回使うと炭治郎でも体を壊す? 02-12 [2023年2月 喘息、戦い]

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自宅入院生活は続く=「ヒノカミ神楽」を2回使うと炭治郎でも体を壊す?2023-02-12-1

昨日もベッドに座ったまま寝る。が、横になって寝られる日が近いことを感じる。ゼーゼーと発作が起きる前兆が少なくなったし、10歩歩いて立ち止まり休憩、ということも無くなった。

体調が悪化することで喘息も悪化する。原因は寒いところで仕事する。体力の限界を超える。強いストレスを受ける。それらが何日も続ければ健康状態が悪くなり、喘息も悪化する。それを先日、やってしまったので「振り出しに戻る」どころか、以前より喘息が悪化してしまったのだ。

こんな時「ああ、無理しなければよかったなあ」と思いがちだが、そうは思わない。無理をしたから追加取材が出来た。作品のクオリティが上がる。

それ以前の取材でも7人分働いたから、作品を予算以上のレベルに引き上げることができた。スポンサーからもらった予算通りで制作すれば、金額に見合ったものしかできない。無理をし無茶をするから、2倍3倍のクオリティの作品になる。

「鬼滅の刃」で言えば「ヒノカミ神楽」を2回使ったようなものだ。そのことで、勝てないはずの上限の鬼を退治できたようなもの。その代わり体はボロボロ。しばらくは胡蝶しのぶの屋敷で養生することになる。そんな展開なのだ。

作品作りは9時5時の仕事とは違う。土日はゆっくり休むとか、盆暮は休業とか、仕事の後に趣味の世界に浸るとか、家族団欒をするなんて出来ない。全ての時間を仕事に充て、全精力を注ぎ、健康を命を削ってかかるのが作品作り。

でないと観客の心を震わせるものは作れない。「このギャラじゃそこまで出来ない〜」なんて言い、余力を残すような奴に観客を感動させる作品は作れない。

もちろん、喘息が再発した原因は今回の作品だけではない。「沖縄戦」シリーズ①から6年の間、かなりの無茶をし、ずば抜けた馬鹿野郎と対峙、強度のストレスを受け続けてきたからだろう。

いつもは過労で倒れるだけだが、今回は50年ぶりに喘息が再発するに至った。これはかなり頑張ったという証でもある。回復に専念し、早く編集作業を再開したい。命懸けで作る作品は必ず、観客の心に届くはずだ。



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発作再発から12日目。02-11 [2023年2月 喘息、戦い]

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発作再発から12日目。2023-02-11

まだ、ベッドで横になって寝れない。昨夜は行けそうだったが、ダメ。お地蔵さんのように座ったまま寝る。ただ、この数日、朝起きると横になっている。

お地蔵さん姿勢が辛いので横に崩れるのだが、以前ならその段階で咳が出て目が覚めた。気づかずに寝ていたということは、症状が改善しつつあるということだろう。

少し前までは1時間ごとに目が覚めて熟睡できず、体調不良が悪化。まだ、横になっては寝られないが、目が覚める回数も減り、熟睡できる日が増えてきた。

これにより体調もよくなりつつある。食欲もなかったが、無理して食べたことでプラスに転じた。体が良くなることで、喘息も抑えられて行くように思える。

風呂に入ると体が温まるので、咳が出る。なので、しっかりと温まることができなかった。これも改善しつつあり、長時間熱い風呂に入れるようになった。

喘息の恐ろしいのは、体を温められない。寝られない。ということ。そのために寒さで体調不良になる。睡眠不足で回復力が低下する。と、悪魔の攻撃のようなところが他と違う。

体を温められない。寒い。体調不良。熱が出る。体が温まる。発作が出る。というような具合なのだ。体調不良。食欲がなくなる。食べない。回復しない。さらに衰弱する。見事な攻撃?!それを無理して食べることで突破。

栄養を摂ることで体調を戻す。寝られるようになる。さらに回復。その作戦は功をなしている。あと、横になって寝られれば、さらに回復は進むと思うのだが、喘息は簡単に治るものではない。長い戦いを覚悟せねばならない。



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「今夜こそ横になって寝れるかも?」喘息との戦い。02-10 [2023年2月 喘息、戦い]

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「今夜こそ横になって寝れるかも?」喘息との戦い。2023-02-10

とかなり疲れてからベッドに入る。間髪入れずに眠りに落ちれば発作は起きないかもしれない。が、ダメだった。結局、ベッドの上に座ったまま寝る。17日目。

それでも体調回復は進んでいる。歩いていて老人や子供に抜かれることは少なくなった。10歩歩いたら立ち止まって休憩ということも必要ない。やはり、しっかり食べるようになったことが回復を進めたのだろう。

それでも日中、室内にいると発作が起きそうなことがある。その時は上着を脱ぎ、シャツの袖をたくしあげ。胸に冷えピタシートを貼る。今まではそれでも収まらず、外に飛び出した。が、今は冷えピタで止まる。これも回復の兆候だ。

だが、まだ声が出せない。「レバニラ定食ください」と元気にいうと咳が出る。だから囁くように喋る。1日に発する言葉はそれだけ。誰にも会わない。ランチの時、食堂の店員さんに先の言葉を告げるのが全て。沖縄行きの前は電話で1時間話しても、咳が出ないところまで回復した。まだそこまで行かない。

本日は雪。


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少しずつ回復している? 02-09 [2023年2月 喘息、戦い]

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少しずつ回復している? 2023-02-09

数日前までは外出してもランチのみ。買い物のみで帰宅した。呼吸が苦しいので長くは歩けない。バイクで移動し店内を少し歩くだけ。外出しても1カ所以上、行く気力がなかった。ある時は、郵便局の前を通りながら切手を買うこともできず。体力、気力共に最低。

それが昨日は飯食って、買い物して、銀行行って、ちょっと本屋でも覗こうか?という余裕があった。これは凄いことだ。それなりの時間歩いた。階段はまだ苦しいが、子供や老人にも追い越されなくなった。着実に回復している。

食欲は全くなかったが、アイスクリーム等を無理しても食べたことで、それなりに食べられるようになった。食べないから=>元気でない。の連鎖を断ち切った。食べられなくても=>食べる。そのことで体力が回復する。ランチも残さずに食べられるようになった。毎朝、食パン1枚だったが、2枚食べる。野菜ジュース、トマトジュース、ニンジンジュース。栄養を摂る。

これは久々にベッドで横になって寝られるか?と思ったが、まだ無理だった。また、発作が起きそうになる。焦ってはいけない。もうしばらく静養を続ける。帰京して12日目。


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昨日は病院へ。02-08 [2023年2月 喘息、戦い]

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昨日は病院へ。2023-02-08

前回、担当医はこう言った。

「良くなればもう来なくてもいいですよ!」

そのくらいに僕は回復していたのに、また診察を受けることになる。前回よりかなり悪化していたので、担当医の判断で少し強めの薬を2週間ほど試してみることになる。

ここまでを振り返る。最初に発作が出たあと。薬をもらい服用。10日くらいで横になって寝られるようになった。回復は進み、長時間喋っても咳が出なくなった。(以前は少し話すだけで咳が止まらなくなる)調子に乗り1月下旬の仕事に参加(これは行かねばならないものだった)。

そうしたら前回の再現、寒い!キツイ!ストレス過多!で体力の限界を超え、発作が止まらなくなった。

帰京してから静養。薬も続ける。前回と同じ10日が経つが今回の回復は非常に遅く、今も呼吸がしづらい。昼間でも油断すると発作が起こる。食欲はなく15日間横になって寝ていない。疲労も回復せず、精神的にも追い詰められるものがあった。

それでも本当に少しずつ回復していることも感じる。アパートの1階まで降りれるようになる。バイクでなら郵便局まで行ける。だが、当初は郵便局は行けても、帰りにスーパーに寄ることができない。

精神的体力的に無理。そんな状況だった。また、寒さが身に染み震えが来る。元々は寒さには強く、真冬でもバイクに乗っていた。寒さに震えるのは体力がなく、体の機能が低下しているからだろう。

それも少しずつ回復? 外の寒さにも少しずつ慣れる。いや、暖かくなっただけか?いやいや、体の機能が低下して寒さに弱くなっていたのだ。と言って風呂に入って体を温めるも難しい。

温まると咳の発作が出る。だから風呂に長時間浸かることはできない。室温も低めにしてある。暖かくできないことで、回復が進まない。喘息とは難儀な病だ。

八方塞がりだが、やれることはある!食欲がないが、無理をしても食べることだ。帰京時は1日食パン2枚!というレベルだったが、風邪で喉が腫れて食べれないというのではない。

といって手の込んだものを作る気力もない。夏から毎日作っていた具沢山の味噌汁も、ここしばらくは止まっている。全く精神的余裕がない。買ってきたものを挟んで食べる。サンドウィッチ。

食べると元気は出るもので、最近はランチを外で食べる。1人前でもかなり残してしまう。食べる量は少ない。それでも栄養にはなるようで、精神的に持ち直してきた。自分でいうのも何だが、僕は根性がある方?で諦めない。

しぶとい。だが、病で体が弱ると心も弱る。帰京当初は「このまま、呼吸困難で死んじゃうのか........」と思えた。が、食べることで「いやいや、まだ死ぬわけにはいかんぜよ」と思えてくる。

尊敬していたある芸術家が癌になってから、愚痴や皮肉ばかり言うようになり失望したことがある。自分が病気になると気持ちは分かるが、あの人のようにだけはなりたくない。あまりにも惨めだと言う思いもある。

が、根性だけでは戦えない。食事、睡眠、休養。薬、あれこれ大事だ。胸を冷やすことを知ってからは、さらに前進。昼間の発作はそれで抑えられる。が、夜になると冷やしても止まらないこともある。理由が分からない。

ま、そんんな感じで帰京から10日が経った。あれこれ以前のネガティブなことを思い出しても、咳が止まらなくなる。ストレスが大きく関係するのだろう。そこで今は溜まっていた録画、ネトフリで見逃していたものを見ている。

喘息でもテレビ見る分には問題ない(というか?テレビ見るくらいしかできない!)もう少し静養して、前回と同じくらいの状態になったら、再び戦いを始める。


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脱都会生活の恩恵=病気の時は都会と田舎とどちらが便利か? 02-07 [2023年2月 喘息、戦い]

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脱都会生活の恩恵=病気の時は都会と田舎とどちらが便利か? 2023-02-07

喘息というのも、あまり理解されていない病気で「咳が出る」という認識しかない人が多い。そのせいか?風邪と同じ対処法をコメントしてくる人もいる。

「暖かくして、ゆっくりと寝てください」ーいや、暖かくすると発作が起きるので全然寝られなくなるんだけど?と言いたくなる。つまり、真逆のアドバイスをされる。

気管支が狭くなり、呼吸がしづらい。少し歩くと息が切れるので数メーター進むと立ち止まり休憩。幼稚園以前の子供やかなりのお年寄りにも抜かれてしまう。

床に落ちた物を拾うのも大変。体を曲げ、胸に負担がかかる。その間、息ができなくなり、咳が出たり、呼吸が苦しくなったり。喋るだけでも咳が出て、発作に繋がる可能性がある。

体を温めると咳が出る。温めないと疲労回復が進まない。横になると咳が出る。しっかりと寝られない(座ったまま寝る)。体を冷やさないと咳が出る。寒いと体調不良がさらに悪化する。負の連鎖が続く。できるのはギリギリの室温にして、部屋でテレビを見ることくらい。そこで考えた。

都内にいると電車、バスがあり、車を持たなくても生活できる。いや、車があると高い駐車場代を払わねばならず大変。ただ、今のような状態。病気の時でも近所に病院があるし、コンビニやマーケットも5分くらいなので、体調が悪くても買い物に行ける。

それが今は脱都会生活。どこへ行くのも、かなりの距離がある。5分でマーケットは行けない。駅までも30分。バスは1日数本!

だから、皆、車で生活。LAのような状態。僕は引っ越してすぐに中古のオートバイを買った。これなら歩きで2〜30分かかるマーケットでも5分で行ける。

アパート1階の駐車場まで行けば、あとはバイク。到着すればマーケットの中を歩くだけ。でも、これ健康には凄く悪くて、LA時代も感じたが、物凄い運動不足なる。歩かなくなり体力が低下する。

だが、今のような状態。歩くだけで呼吸困難になる時は助かる。とにかく、1階まで降りてバイクに乗ればどこでも行ける。

これがもし東京で電車移動するなら階段上がったり降りたり、バスでも人が多く座れないことも。病人には厳しい。それが現在の脱都会生活なら1階の駐車場まで降り、目的地の中を歩く程度の体力があれば、買い物でも、食事でも可能。

とはいえ、少し前まで1階まで降りるだけで困難。部屋の中で移動するだけでも息が切れた。が、多少の回復は進んでいるので、薬や食料を買うのは困らなくなった。都会に住むこと。田舎に住むこと。病気の時はそれぞれにどうなのか?あれこれ考える。



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昨日(帰宅から8日目)。昼間は何とか過ごせた。が、夜中に発作が! 02-07 [2023年2月 喘息、戦い]

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昨日(帰宅から8日目)。昼間は何とか過ごせた。が、夜中に発作が!2023-02-07

夜は大人しく「エルピス」を何本も見る。座ったまま眠るには、かなり疲れてないとダメ。深夜バスと同じ。通常の疲労ではなかなか眠れない。

5本ほど見て、かなり疲れ、ストーリーを追うのが苦痛に。よし、今だ。と寝ようとすると発作爆発。何でや!昨夜は発作の予感さえなく、もしかしら横になって眠れるかも?と思ったくらいだったのに!

それから数時間、咳が止まらず悪戦苦闘。呼吸困難になると窓まで這いずって行き、外の冷たい空気を吸う。が、咳はすぐには止まらない。その後の記憶がない。気づくと壁にもたれて寝ていた。多少の睡眠が取れたことを感じる。

食欲もなく、取材を終えて帰宅してから、ほとんど食べていない。食パン1枚とか。水分だけは取ってるが、横になれない、眠れない、食べない、暖かくできないでは、もうチェックメイトになってしまう。そこで考えた、どこかを突破しないと!

気づいたのはアイスクリーム。発作を抑えるために常に冷たい飲み物を飲む。それが食道を通る時に、気管支の熱を奪う。ならば、同じく冷たいアイスはどうか?おまけに高カロリー。冷たいので食欲なくてもOK。そして気管支を冷やす。試すと効果あり!栄養も取れる。そのせいか今日は昨日より体調がいい感じがするが、どうなのか? 本日もアイスを食べる。

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