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脳が死んでも、映画を仕上げなければならない!? 05-15 [2023年5月 脳梗塞、苦悩]

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2023-05-15

おはようございます。脳梗塞の発症から1ヶ月半ほど。病院通い、次は7月に検査。それまでは薬とリハビリ。体調はまだ悪く、治療疲れで疲労困憊。

でも、今月中に「ドキュメンタリー沖縄戦」第三弾を完成させねばならない。公開は年末だが、映画は遅くても半年前には完成させねばならない。(公開は1年後が多い)

体調は良くないが、早く完成させないと、今年中に上映できなくなる。

特にドキュメンタリーは世情を反映する。菅総理を追ったドキュメンタリー映画。公開の頃には彼が辞任。ヒットしなかった。映画は世情を反映。タイミングが大事なのだ。

脳梗塞から1ヶ月少々。あれこれ遅れている。なのに僕の記憶力が著しく減退。「ファインディング・ドリー」状態。

「書く」能力はかなり復活したが、「読み」が小学生レベル?!思考力も遅く、すぐに疲れる。でも、時代の流れは待ってくれない。

編集、あと一息で終了。スタッフが仕上げてくれる。が、その後の作業はやはり監督が中心にやらねばならない。この体調でどこまで出来るか?













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脳梗塞で監督業引退ーもありえた。その意味を考える? 05-14 [2023年5月 脳梗塞、苦悩]

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2023-05-14

気づくと、もう18年。映画監督業を始めてから、そんな年月が流れていた。無茶の連続。年齢も60代を超えた。就職もせず、結婚もできず、映画作りを続けて来た。

その18年間のツケ。今になってやって来た。脳梗塞に心臓疾患、喘息まで。監督業の戦いで体がボロボロになっていた。

監督だけではない。プロデュサー、脚本、宣伝、他の仕事も入れて7人分の仕事。毎回こなした。映画が完成すると毎回、過労で倒れて数ヶ月寝込んだ。

医者には「過労死しするよ!」と叱られた。それが現実になり、心臓が壊れ、脳梗塞を湯発、脳の一部が死んだ。

右目が三分の一、失明。心臓機能が20%まで低下。喘息で呼吸困難。この数ヶ月。本当にヤバかった。脳梗塞はあの大島渚監督を引退に追い込んだ。

僕も手足が不自由になり、話が出来なくなってもおかしくなかった。

今、体のあちこちが壊れ、かなり不住している。だが、また映画を撮ることは出来ぞうだ。これは神様からのメッセージなのだろう。

「無茶を続けると、監督業を引退することになるで〜。後の人生を半身不随で暮らしたいんか?」

そんな警告だったのだろう。神様は信じないけど、あのまま行けば監督業引退ーだけで済まなかった。走ったり、叫んだり、文章を書いたり、することもできなくなっていたかもしれない。

めっちゃ厳しい警告だ。
でも、そのくらいの目に合わないと、僕は注意を聞かない。

今年でなんと62歳。気分は未だに17歳なのに。あと、12年は映画撮れるように健康には気をつけよう。沖縄問題。原発。伝えねばならないことがある。

そんな仕事があるので今回は、神様が守ってくれたのかもしれない。「次はないで〜。きいつけや〜」と言いながら。

神さん。分かった。そやから、もう少し頑張るで!
見た人が元気になる映画撮るで〜。



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