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小泉チルドレン圧勝と「ストロベリーフィールズ」(6ー終)死神と共に 2005/9/16 [第二部 完結篇]

 そんな小泉総理は、言う・・。

 「郵政民営化は、殺されてもやる!」

 僕も5年前から、同じことを言っていた・・・。

 「ストロベリーフィールズ」が完成し、お客さんに見てもらえたら死んでもいい!

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 そう言い続けて来た。今も遺作だと思って取組んでいる。

 そんなこともあり「殺されてもやる!」という小泉総理。他人と思えぬところがある。

 共通点を探すと、血液型が共にA型、僕も「変人」と呼ばれていること。

 ところで、衆議院選挙は小泉チルドレンの圧勝。郵政民営化も近い内に再可決されるだろう。

 小泉純一郎は、目的を果たしそうだ。

 今度は僕自身の戦い。無事にクランク・インして最高の作品を仕上げる。

 映画を完成させ、公開。映画館で「エンド」マークが出たとき、観客から大きな拍手が起これば満足。

 それを聞きながら死神と、あの世に行ってもいい・・・。最後の戦いだと思って臨む・・・・。

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(第2部 完)

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          いよいよ、次回より

    「第三部 撮影篇」をスタートします! お楽しみに!





タグ:小泉純一郎
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小泉チルドレン圧勝と「ストロベリーフィールズ」(5)癒着は拒否! 2005/9/16 [第二部 完結篇]

 実はその手のプロデュサーは、芸能プロダクションと癒着している。

 「1人。映画に出演させてくれれば、**万のお礼をしますよ!」

 「次回作のキャスティング。便宜を計らせてもらいますよ。人気の**でもスケジュール開けますよ?」

 そんなこと。言われているのだ・・・。

 目先の欲で、合ってない役者を入れれば、映画のクオリティが落ちるに決まっている。が、癒着する人たちは考えない。

 映画界には政治の世界に似た、そんな部分がある。

 今回、小泉総理を真似たわけではない。が「ストロベリーフィールズ」に関して僕は、一切の圧力、誘惑を拒否した。本当に出てほしい俳優のみを選んだ。

 出てほしくても、より条件がいい子がいて(もちろん、作品にプラスになるという意味)涙を飲んでもらった役者はいたが、僕自身が「違う!」と思った人は誰1人いれていない。

 そのために、いろんな嫌がらせも受けた。「何様だ!」と批判する者もいた。が、監督の仕事は利害関係のある人や事務所に、いい顔をすることではない。素晴らしい作品を作ること。

 しかし、今も嫌がらせは続いている。僕が監督する小さな映画でこれなのだから、小泉さんはもっと大変だろう・・そう思ったもの。

 そんなことで、小泉純一郎という人には共感する部分が多い。

 その小泉総理。こう言う・・・・。

(つづく)

*映画「ストロベリーフィールズ」明日が、撮影初日!

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小泉チルドレン圧勝と「ストロベリーフィールズ」(4)2005/9/16 [第二部 完結篇]

 キャスティング権のある監督、いろんな人から声がかかる。

 「うちの***子を出してほしい」「**事務所の***子を使ってあげてほしい」
 
 新人俳優の場合。ギャラがいくらということより、出演することで今後のチャンスが広がるということが重要。

 映画出演は俳優にとってもステータスとなり、多くの関係者からの注目を集める機会にもなる。

 主役でなくても、小さな役であっても大物監督の目に止まり、大抜擢されることもある。大手企業の目に止まり、CM出演に繋がることもある。

 そのため芸能事務所は必死に売り込みをする。さまざまな手を使うところもある。

 阿漕なところかは誘惑。脅迫。脅し。強制。圧力。何でもあり。出来る限りの手を使って、俳優をねじ込もうとする。

 外部ばかりでない。スタッフのPが芸能プロと癒着、自分の立場を利用して押し込もうとするヤツさえいる。

 「僕はこの子がいいと思うんですよ!」「この役には*子が合ってますよね!」

 というが、彼が推薦する子は皆、同じプロダクション。

 挙げ句の果てに、「この子でお願いします・・」と命令してくることがある。


 (つづく)


*映画「ストロベリーフィールズ」明日が、撮影初日!


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小泉チルドレン圧勝と「ストロベリーフィールズ」(3)2005/9/16 [第二部 完結篇]

 組閣のとき。

 総理には、いろんな派閥から依頼、お願いが来る。あるはい圧力がかかる。

 「うちの***を建設大臣にしてくれ」「***を厚生大臣に入れてくれ」「どこの省でもいいので、**を大臣にしてほしい」

 「老人問題に取り組みたいから、厚生大臣になりたい」とか、「彼は経済に強いから財務省に推薦したい」とかではない。

 大臣になることで、利権がほしいという人が多い。派閥として、力を持つために1人でも多く大臣にしたいという考え。

 これまでの総理。それを知りながら、しがらみや力関係を優先。自分と関係が深い派閥に嫌われないように配慮、大臣を決めた。

 ところが小泉総理は、誰にも相談せず。自分が必要と思う人材のみを選び、組閣。

 凄い!

 ある派閥からは、全く大臣を選ばなかった。その行為は宣戦布告と取られるかもしれない。それでも自分の目標を達成できる力、となる人々を選んだ。

 映画でも同じことがある。

 キャスティング権のある監督のところには、いろんなところから、「うちの***子を入れてほしい」「**さんとこの***子を使ってあげてほしい」という話が来る・・。
 
(つづく)

*映画「ストロベリーフィールズ」明日が、撮影初日!




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小泉チルドレン圧勝と「ストロベリーフィールズ」(2)2005/9/16 [第二部 完結篇]

 が、小泉内閣が危機に瀕すると「ストロベリーフィールズ」プロジェクトにも、大きな危機が襲った・・。

 田中眞紀子が外務大臣をクビになり、支持率が急落したとき。こちらは支援者に裏切られた。

 小泉が北朝鮮外交で支持率を上げると、こちらも思わぬ支持者が現れて危機を脱する。

 そして、郵政民営化をあと一歩というところで、抵抗勢力に潰されたとき。こちらもあと数日でクランクインというのに、スポンサーの1社から急に製作費がでなくなりチーム解散。

 小泉が衆議院を解散して、選挙に打って出たとき。こちらも撮影に向けて再スタート。

 刺客候補が選挙活動で戦う間、僕は深夜バスで何度も東京<=>田辺を往復。クランクインを目指して戦いを続けた。

 なので、小泉さん。今回の選挙で無事に過半数を取り、勝利したかどうか? 他人事とは思えず、気になっていた。

 それだけでなく組閣と映画作りもとても似たところがあり、共感するところが多い。


(つづく)

*映画「ストロベリーフィールズ」明日が、撮影初日!

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小泉チルドレン圧勝と「ストロベリーフィールズ」(1)2005/9/16 [第二部 完結篇]


 数日前、地元の女子高生たちのリハーサルで、ここ田辺に来たとき。衆議院選挙があった。

 小泉総理が提案した郵政民営化。抵抗勢力によって、参議院で否決。

 それに対して小泉さんが逆襲。衆議院を解散。選挙となったのである。

 民営化反対議員が立候補する地区にはことごとく、刺客候補を向けた。マスコミが大いに盛り上がる。その選挙の日が、田辺リハーサル当日!

 結果が凄く気になっていたのに、テレビを見る時間さえなかった。

 唯一、制作部のみんなと夕飯を食べに行ったとき、食堂のテレビで途中経過を見ただけである。

 小泉チルドレンはかなりな議席を取り、抵抗勢力は次々に潰されているようだった。

 その小泉内閣。今回の「ストロベリーフィールズ」と凄く縁が深い。といっても、小泉総理が応援してくれているとかいうのではない。

 小泉内閣成立のときに、僕は田辺市で支援を求める活動を始めた。

 「小泉内閣に反対するものは全て抵抗勢力だ!」

 とジョン・F・ケネディ張りの演説をした就任演説の生中継。

 それに励まされるようにして、地元の知人を訪ねた。そして「この町で映画が撮りたい!」と熱弁した・・・。

(つづく)

*映画「ストロベリーフィールズ」明日が、撮影初日!

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