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第二七章 クランクイン準備篇 ブログトップ
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死神衣装が完成! 2005/9/15 [第二七章 クランクイン準備篇]

 日が暮れてからも、それぞれのパートは準備を進める。

 僕は演出部、撮影部、等と打ち合わせ。

 深夜近く、衣裳部から声がかかる。死神の衣裳が完成したというので、見てほしいとのこと。

 助監督さんに着てもらうと、なかなかいい感じ!

岡戸死神.jpg

 前回の打ち合わせで決めた、鉄製のバックルも効果的。

 これを死神役で元・状況劇場の俳優。奈佐健臣さんが着るのが楽しみ!

(つづく)



*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと2日!


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絵コンテをコピー!  2005/9/15 [第二七章 クランクイン準備篇]

 数週間前から描き続けている絵コンテ。

 2日後に迫ったクランクイン。初日、2日目分が大量にコピー! スタッフに配られた。

 先に紹介した、あれである。

 初日の教室シーンは全て絵コンテ化。カメラ・ポジションが書き込まれた別の図もある。

 各パートに見てもらい、それぞれのプランを立ててもらう。

 本当にいよいよ! という感じだ。

 制作部コピー.jpg
絵コンテコピー.jpg

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと2日!





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もうひとつの感謝。 2005/9/15 [第二七章 クランクイン準備篇]

 差し入れに関して、もうひとつ感謝したい部分がある。

酒.jpg差し入れ3.jpg

 今回は映画会社から「この作品を撮ってください」と依頼があった映画ではない。

 「故郷で映画を撮りたい! この素敵な町を日本中の、世界中の人に見てもらいたい。伝えたい!」

 そんな思いで5年間走り回った。それに賛同してくれた方々の寄付と、いくつかの企業からの投資で製作費をまかなった。

 でも、映画というのは本当に膨大な費用が必要。その意味で今回は何億もかけた大作映画ではなく、善意ある人々の応援がメインの手作り映画。
 そのためにスタッフにも、本当に安いギャラで参加してもらっている。

 或る意味で、彼らも寄付してくれたのと同じ。通常のギャラの半分以上を製作費にまわしてくれたのである。本当に申し訳ない。なのに彼らはこう言う。

 「監督が5年も苦労をして、撮影までこぎ着けたんだから。俺はノーギャラだって参加するよ!」

 本当に泣ける台詞。そんな厳しい環境下での参加。せめて撮影中だけでも酒を飲んだり、おいしいものを食べてもらいたい。

 が、製作費にそんな余裕なし。そこに地元からの差し入れ・・・。本当にありがたかった・・・。

 あと僕に出来るのは、最高の作品を作ること。厳しい撮影が待っているが、ひたすら突き進むことこそが僕の義務だと考える・・。

(つづく)

 *「ストロベリーフィールズ」明後日、クランクイン!

 
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大量の差し入れに感激!   2005/9/15   [第二七章 クランクイン準備篇]

 そんな話を以前、地元の方々にした。

 それから数ヶ月。本日の夕方。次々に差し入れが届く!

 梅干。酒。ビール。菓子。おいしい水。カップラーメン。洗剤。シャンプー。石けん。アルコールから日用品まで。もの凄い量である! もう、感激の一言! 

 支援者の皆さん。以前にした話を覚えていてくれたのだ・・。「がんばって、いい映画を作ってください! わが町を素敵に撮ってくださいね!」というメッセージ。準備中のスタッフから、こんな言葉が聞かれた。 

 「どこの町で撮影しても、差し入れをもらうことがある。でも、ここまで応援してくれる町は、初めてだ。この熱い思い。無駄にしないようにがんばって撮影せねば!」

 地元の皆様。本当にありがとうございます!

差し入れ0.jpg差し入れ6.jpg
差し入れ5.jpg差し入れ4.jpg
差し入れ1.jpg差し入れ2.jpg

 (つづく)


*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと2日!

11131959.jpg

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映画撮影はお祭?    2005/9/15   [第二七章 クランクイン準備篇]

 映画撮影というのは、お仕事というよりイベント。

 祭りのようなところがある。分かりやすくいうと、カメラをまわす。ライトを当てるというより、縁日の舞台で大太鼓を叩く、という感覚の方が近いかもしれない。

 だから関係者は「がんばって下さいね!」という意味で、差し入れをする。これも祭りと同じ。

 映画スタッフというのは心意気。高いギャラをもらったから、がんばる。ギャラが安いから、手を抜くということはしない。

 プラカード書き.jpg

 でも、熱い声援を受ければ、よりがんばってくれる。職人であり、芸術家なのだ。応援には必ず応えてくれる。

 (つづく)



*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと2日!


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宿舎の風呂問題?  2005/9/15 [第二七章 クランクイン準備篇]

 今回、宿舎となる元・和風レストラン。

 なかなか機能的でよいのだけど、ひとつだけ問題がある。

 レストランなので、さすがに風呂はない。ここ田辺市は9月に入っても毎日、真夏のような暑さ。撮影後の風呂は必要不可欠!

 で、近所の風呂屋を利用する予定だが、撮影が遅くなると閉まってしまう。営業開始は昼前。

 そこで簡易ユニットバスを用意した。宿舎の裏に設置。シャワーも使える。

風呂ボックス.jpg風呂なか.jpg

 撮影というと、俳優や機材やセットに思いが行きがち。だが、スタッフが快適に生活でき、気持ちよく撮影するための環境整備もとても大切。

 (つづく)



*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと2日!


 
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制作部の仕事 /2005/9/15 [第二七章 クランクイン準備篇]

靴.jpg
 
 さまざまな荷物、機材が宿舎に運び込まれ、玄関には靴が並ぶ。

 そんな中、制作部はさまざまなスタッフが快適に撮影期間を過ごせるように、環境作りを続ける。

 飲み物、グラス、箸、等、飲食のためのもの。スリッパ、タオル。コピー機の設置。パソコンの準備。

 もっとも睡眠時間が短くなる制作部。縁の下の力持ち。そんな彼らの戦いもスタートした。

制作部1.jpg
制作部3.jpg
制作部2.jpg

 (つづく)
 
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと2日!
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地元ボランティア青年の活躍 2005/9/15 [第二七章 クランクイン準備篇]

 先の地元オーディション。スカウトされたボランティア・スタッフの大前君。

 美術部に配属された。

 早々に仕事開始。まずは、マキ(谷村美月)がインターハイに出る日、応援団が使うプラカード。

 大前仕事.jpg

 大きなのをいくつも作る。美術部も人手が少ないので、大助かり。演出部のセカンド君も参加。みんなで書く。

 小菅.jpg大前プラカード書き.jpg


(つづく)



*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと2日!

 
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美術部、仕事開始!(下)スイカ 2005/9/15 [第二七章 クランクイン準備篇]

 小道具で使うスイカ。

スイカ.jpg

 マキ(谷村美月)と美香(東亜優)。そして鉄男(波岡一喜)が花火をするシーン。

 あと、夏美の姉・春美(三船美佳)が父(小西博之)と縁側で食べるシーンでも使う。

 おやつだと思い、誰かが食べないように張り紙。

冷蔵庫.jpg

(つづく)



*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと2日!

 

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美術部、仕事開始!(上)砂時計  2005/9/15 [第二七章 クランクイン準備篇]

 美術部は表で小道具作り。幽霊になったマキたちの砂時計を作っている。

 美術部スタート.jpg

 マキ(谷村美月)理沙(芳賀優里亜)美香(東亜優)、死神から渡された砂時計で、天国へ行くまでの残り時間を知ることができる。劇中で最も大切な小道具のひとつ。

砂時計/美術部.jpg

(つづく)



*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと2日!

 
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