SSブログ
撮影初日(三)俳優登場 ブログトップ

Tシャツと上履き(下)素足はつらいよ 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

上履きーm.jpg

 上履きは縁起をかつぐものではないが、学校なので土足厳禁。撮影時は皆、クツを脱いで、来客用のスリッパに履き替える。

 でも、それでは早く歩けない上に、パタパタと音がしてしまう。結局、スタッフはスリッパを脱ぎ、靴下のまま走り回る。

 以前、この東陽中学で撮影したとき、僕もそうした。が、それだともの凄く足が疲れる。床が板張りで固いせいもあり、朝から仕事をすると、昼頃にはもう足が重くて仕方なくなる。

 午後には座ったまま演出したくなる。足は痛いし、立ってられない。演出にも専念できない。日頃はスニーカーが、足を守っていたということだ。

 で、今回はバレーシューズを用意した。小学生時代に履いていたようなやつ。これなら廊下も教室もOK。渡り廊下のような下がコンクリートでも大丈夫。

 間違えて他のスタッフに履かれないように、「OTA」と名前も書いておいた。

(つづく)


nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:映画

Tシャツと上履き(中)インディ・ジョーンズの帽子? 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 カウボーイハットではない。インディ・ジョーンズが被っているのと、同じもの。

 LA留学時に買ったもので、ここぞというときにのみ被る。

インディ帽.jpg

 また、撮影チームはたくさんのスタッフがいる。「監督はどこだ!」といちいち探さなくても、分かるようにしたい。

 野球帽は皆被る。が、1940年代に流行ったステットソンを被っている人は、まずいないので目立つ! これは以前参加した作品で、学んだこと。

 ハリウッド製時代劇「GAIJIN/外人」。撮影に参加したとき、監督のイブ・シモノーさんはいつもグリーンのジャンパーに、グリーンの帽子だった。

 緑が彼のトレードカラー。撮影のときはいつも、その色で服装を揃えるそうだ。

 それにより多くのスタッフ(アメリカ作品なので100人以上)の中で、イブ監督を探すときには、緑色を探せばすぐに見つかるということ。

 大したことではないと思えるかもしれない。が、とても重要。「監督がどこにいるのか?」分からなくて連絡が遅くなり、そのために撮影ができなくなることもあるからだ。

(つづく)


nice!(0) 
共通テーマ:映画

Tシャツと上履き(上)ここぞというとき! 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

以下の写真。この日の僕の服装。

サムガールズーs.jpg

 まず、Tシャツ。ここぞ!というときには(って、撮影しかないのだけど)、アメリカ留学時代に行ったロック・コンサートで買ったものを着る。

 ブルース・スプリングスティーン。ドゥビーブラザース。オールマン・ブラザース・バンド。ジャクソン・ブラウン。ビーチボーイズ。ジョン・リー・フッカー。

 と、1日に1着着ても、撮影の間中、毎日別のものを着れるだけの枚数がある。

 本日はクランクイン。初日ということもあって、やはりローリングストーンズ!

 その中でも、派手派で元気な「サムガールズ」のときのシャツにした。

 そして、帽子はステットソンだ!

(つづく)


nice!(0) 
共通テーマ:映画

渡り廊下の撮影(4ー終)絵コンテの解説 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 まず、渡り廊下の暗いところからスタート。

 <カット1>
 夏美(佐津川愛美)がトボトボと歩く。明るところまで来て、ふと左上を見る。

シーン2カット1ーm.jpg
渡り廊下の内側.jpg
  夏美ー渡り廊下.jpg

 <カット2>
 空には大きな入道雲。これはあとで撮影。この日、あまりいい雲は出てなかった。すでに風景撮りでも、かなり撮っているので、その中から選ぶ。

シーン2カット3.jpg
入道雲ーs.jpg

 <カット3>
 夏美、渡り廊下から中庭に飛び出して、8ミリカメラを取り出して撮影。

 このカットはイントレという高い台を用意。2階くらいの高さから「俯瞰撮影」。空を流れる雲の視点で、小さく、孤独な夏美を見つめている絵にした。

シーン2カット2.jpg
11653164.png

<カット4>
 夏美、撮影し終えて、カメラを下ろす。撮影の瞬間は夢中になれるが、すぐまた淋しい高校生の現実に戻り、やりきれない表情。

シーン2カット5.jpg

 以上の3カットを撮影。難しいシーンではないが、台詞がない表情だけの演技なので或る意味ではむずかしい。

 が、佐津川愛美の表情はとてもよかった。

 「淋しさ」ー>「ときめき」ー>「素敵な雲を撮影できた喜び」=>「孤独な現実に戻る」

 それぞれの気持ちを、言葉ではなく表情だけで表現。なかなか、出来る子だ。

 さて、このシーンはOK。次は、いよいよ、教室シーンの撮影。

 谷村美月、芳賀優里亜、東亜優と、いちご娘が全員登場する!

(つづく)

****************************

「ストロベリーフィールズ」ロケ地写真館オープン!
CS放送を見たあとに、どうぞ! 
ロケ地の風景が満載。
=>http://pht.so-net.ne.jp/photo/strawberry-photo/


nice!(0) 
共通テーマ:映画

渡り廊下の撮影(3)絵コンテ 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 いよいよ、本番。ガンガン撮るぞ! 

 このシーンでは以下のコンテのカットを撮影。

 まずは見てほしい。

シーン2コンテーs.jpg

(つづく)
nice!(0) 
共通テーマ:映画

渡り廊下の撮影(2)テスト!  2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 それぞれのパートの準備ができると、テスト。

 (映画の世界ではテストというが、リハーサルと言った方が分かりやすいかも)

 カメラはちゃんと役者の動きを撮れるか? 照明は光と影が作れるか? 録音部は音をしっかり拾えるか? 等をテストで確認。

塩じい.jpg

 佐津川愛美は自分なりに考えた、夏美の動きを実践する。

 「よーい! スタートぉ!」

 夏美役の佐津川。エキストラの生徒。カメラの後ろに控える30名のスタッフが一斉に動き出す。

 佐津川。明るい場所まで来て、ふと空を見上げる。笑顔。そしてフレームアウト。

 「カーーーーーーーーーートぉ!」

 問題はない。いい感じだ。いよいよ本番!

(つづく)

nice!(0) 
共通テーマ:映画

渡り廊下の撮影(1)俳優に動き方の説明 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 主人公・夏美役の佐津川愛美に、動きを説明。

 「この渡り廊下。登校して来た夏美が歩いて来る。この辺の明るい場所まで来たときに、ふと空を見上げると、素敵な雲が出ている。(と、渡り廊下から空を見る)んーー今日も出ているね。あの辺の雲を見て立ち止まる(と指差す)」

渡り廊下の内側.jpg

 「雲はあとで撮影するけど、夏美はそれを見て急に笑顔になる。そして、この渡り廊下から中庭に出る。ここまでの動きがファースト・カット。いいかな?」

 と、実際に一緒に動きながら、説明した。佐津川は元気よく「はい。分かりました!」と答える。

監督と佐津川.jpg

 スタッフもその様子を見ている。カメラマンは、僕と佐津川が渡り廊下を歩いて行くときに、正面からそれを見ていた。僕らが前進すると、彼はバック。カメラの動きを把握する。

 照明部。録音部。光や音をどうするか?と思いながらも、どこに機材を置けば、画面に写らないかも考える。

 演出部は佐津川とすれ違う、エキストラ役の生徒たちの動きを考える。

 それぞれのパートが、それぞれの持ち場を考える。そして、レフ板を構え、カメラ位置を決め、マイクを下ろす。皆の準備ができるとテストだ!

(つづく)

****************************

「ストロベリーフィールズ」ロケ地写真館オープン!
CS放送を見たあとに、どうぞ! 
ロケ地の風景が満載。
=>http://pht.so-net.ne.jp/photo/strawberry-photo/


タグ:佐津川愛美
nice!(0) 
共通テーマ:映画

大人はわかってくれない?(8ー終)十代の感覚を大切にする演出 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 今回の「ストロベリーフィールズ」のシナリオ。

 幸い、若い子たちの共感を得た。理由を考えてみると、思い当たることがある。

 僕はよく言われる。

 「子供っぽい!」「30才を超えたのに、まだ10代のようなことを言ってるの?」「お前はいくになっても成長しない!」

サラリーマんBW.jpg

 だが、ある先輩はこう言う。

 「もし、お前が会社員なら問題。だが、映画の世界では、それは武器。子供っぽいということは、子供の気持ちが理解できるということ」

 そういえば、僕は未だに「大人は信用できない・・」と言ってしまう。もう、40代も半ばなのに。

 あと、尾崎豊の歌を聴くと今も共感してしまう・・。

 「だから、あんなに10代から支持されるシナリオが書けるんだよ。

 ま、映画監督に向かって大人になれと言う奴も、問題だよな? スピルバーグだって、ルーカスだって未だに子供だよ。だから、あんな映画が撮れるんだ」

 先輩はそう言ってくれる。ちょっと安心した。

 ただ、40代になると、どうがんばっても、時代を察知するアンテナが錆びてくる。僕も頭の固いオヤジたちと同じように、過去の価値観に縛られ始める。

 正しいと思って決断しても、時代を逆行することもあるだろう。撮影現場で僕の思いを通せば、10代の俳優の感覚を踏みつけてしまうかもしれない。

 感性のアンテナは、いつの時代も若い人の方が鋭い!

 だから、出来る限り、佐津川愛美や谷村美月たちの「10代の感性」を大切にして演出したいと考えた・・・。

(つづく)


nice!(0) 
共通テーマ:映画

大人はわかってくれない?(7)理解しない大人たち 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 今回の「ストロベリーフィールズ」のシナリオ。10代20代の感想は、こうだった。

10169360.jpg

 「感動しました!」「泣きました!」

 対して、35才以上の男性はほとんどこうだった。

 「いまどき、こんな子はいない!」「若い連中は、こんな物語では感動しない!」

 否定され続けた。が、両者の意見を比べる一目瞭然。要は大人たちが子供の気持ちを、理解していないということ・・。

 「私は感動できなかった。でも、子供たちはどう思うか? わからない・・」

 それなら分かる。でも、おじさんたちは「若い奴らは、こんな物語では感動しない」と言い切る人が多かった。
 40歳、50歳の親父たち。なぜ?10代の気持ちが分かったつもりになっているのか?

 理由は先に説明した通り。年を取り新しいことが、理解し辛くなる。なのに、自分には「知識」と「経験」があると思っている。
 現実を把握していると勘違い。簡単にいうと知ったかぶりになっている。本当は分かってない。

 雑誌やテレビ。センセーショナルな10代の事件を報道。若い世代に対して日頃から否定的。

 「やっぱり、今時の子はそうだ・・」

 と思い込む。頭が固くなっていて、現実を把握できない・・・。なのに分かったと思ってしまう。

 だから、実際の10代20代には「ストロベリーフィールズ」のシナリオは支持されたのに、おじさんたちはこう言い続けた。

 「今時の子供はこうじゃない! こんなもので感動するはずがない!」

 (つづく)

_m_T-OTA-f299e-008cd.png



nice!(0) 
共通テーマ:映画

大人はわかってくれない?(6)アイティ&イット 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]


 当時、森首相が「IT(アイティー)」を「イット」と読んでしまった。

 そんな彼がニュース番組の取材中、パソコンを前にして質問をする。

  「これはテレビなの?」

 そしてテレビを前にして・・

 「これもパソコン?」

  関係者は苦笑した・・。でも、おじさん族の戸惑いがよく分かる・・。

 過去の「経験」にないものを把握することは苦手なのだ・・・。

 つまり、時代が変化。移り変わりが激しい現代、おじさんたちはどんどん置き去りにされるということ。

 ただ、パソコンはマニュアルがある。

 でも、若い子たちの「思い」を知る解説書はない。

 おじさんたちが理解でないのは、当然だろう・・。

11008285.jpg

 なぜ、そうなるのか? 

 簡単にいうと、「脳の老化現象」

 新しいことを受け入れられなくなり、(特に男性がその傾向が強い)直面した事実を「過去に蓄積した知識」や「古い価値観」で把握しようとする。

 だから、時代から取り残されて行く。

 そして良かれと思ってやったことが、実は時代と逆行したことだったりする。

 当然、そんな人たちに10代、20代が共感。感動する映画が作れる訳がない。

 80年代の日本映画。時代錯誤な「青春映画」が多かった背景がそれ。

 そして、今も近い部分があるのだ・・・。

(つづく)

_m_T-OTA-f299e-008cd.png




nice!(0) 
共通テーマ:映画

大人はわかってくれない?(5)パソコン苦手のおじさん 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 90年代。パソコンが急激に普及してきた頃、同じような例があった。

11008284.jpg

 おじさんたち。パソコンを批判。否定した。

 「パソコンなんて使えなくても、仕事はできる! 

ワシはこんなものなしで、30年。この道で食って来た!」

 いつの時代もおじさんたちは、新しい波を否定する。

 ただ、ロングへヤーの時代は新しい流行を否定しても、自身は何も困らなかった。が、パソコンを否定すると、仕事にならない。

 Eメールも送れないようでは、何もできなくなる。

 使えない者は仕事にならず、窓際に飛ばされる。オヤジたち。

 結局、パソコン教室で若い先生から、使い方を習う事になる・・・

(つづく)

_m_T-OTA-f299e-008cd.png

nice!(0) 
共通テーマ:映画

映画「ストロベリーフィールズ」明日CSで放送! 2008/6 [撮影初日(三)俳優登場]

明日!2008年6月27日(金)午後2時50分から放送!9938281.jpg
衛星放送 チャンネルNECO(スカイパーフェクトTV、ケーブルテレビ内)
いよいよ、最終放送!

涙と感動の青春ファンタジー映画
「ストロベリーフィールズ」

もう2度と会えない。夏の日のプロローグ・・・。
3人、死神を見る.jpg
昭和40年代の田舎町を舞台にした悲しくも、せつない青春。

監督&脚本:太田隆文

出演:佐津川愛美(がんばっていきまっしょい、奈緒子)
   芳賀優里亜(仮面ライダーキバ、SIBUYAフィフティーン) 
   東亜優 (赤い文化住宅の初子、16)
   谷村美月(リアル鬼ごっこ、神様のパズル)

   波岡一喜(L Change the world、ちりとてちん)
   伊藤裕子(バブルでGO!、星に願いを)
   小西博之(ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル)
   三船美佳(毛利元就、ラッキー・ロードストーン)

春美VS夏美s.jpgベスト雲.jpgベスト蔵.jpgT0004682.jpgst_01.jpg芳賀優里亜3ーs.jpg

明日!6月27日(金)午後2時50分から放送!!9938281.jpg
nice!(0) 
共通テーマ:映画

大人は分かってくれない?(4)長い髪は切れ! 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]


 今回の映画「ストロベリーフィールズ」。

 主人公の夏美(佐津川愛美)17才は、幽霊になった同級生のマキ(谷村美月)たちが見える。

 なのに、大人たちには見えない。なぜか? 

 その設定と、頭の固いおじさんたちの存在が関連する。

10995622.jpg

 ここまで書くと「なるほど・・」と思われる方も多いだろう。

 そう。長く人生を生きた大人には理解できなくて、若く感受性に優れた子供にしか見えないものがあるのだ。

 いずれ別の機会に詳しく説明するので、今回は簡単に書こう。

 昔も今も、年をとると「経験値」が増えて、ものごとを「理解分析」する力は増す。それが子供とは違う大人の能力。

 でも、同時に脳が老化して、「新しいもの」を受け入れにくくなる。

 理解力は増すが、過去の「経験」にないものや、自分の「価値観」とは違う新しいものが出てくると戸惑ってしまう。

 その際、大人たちは「分からない」という結論を出さずに、無理矢理に古い「経験」と「価値観」で判断。「無意味」「必要ない」という判断をし否定しがち。

 60年代。ビートルズをきっかけに流行った男のロングヘヤー。だが、年配男性は毛嫌い。

 「男は短髪で男らしく!」という古い発想に囚われて、「女みたいだ!情けない」「見苦しいから切れ!」と批判した。

 大人たちの反発が強く、長髪のグループサウンズは当時NHKには出演できなかった。今では男性のロングへヤー、いやロン毛は定着。想像がしにくい。

 だが、最近のおじさんも同じ。分かりやすい例がある・・。

(つづく)

****************************

「ストロベリーフィールズ」ロケ地写真館オープン!
CS放送を見てから?見る前にどうぞ! 
ロケ地の懐かしい風景、美しい景色が満載。
=>http://pht.so-net.ne.jp/photo/strawberry-photo/


nice!(0) 
共通テーマ:映画

大人はわかってくれない?(3)ルーズソックスで茶髪? 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]


 だが、ワイドショーや週刊誌。スポーツ新聞等が取り上げる記事は、読者が「えー!」と思うようなセンセーショナルなものばかり。

 でないと、売れないからだ。例え一部の高校生のことでも、「実は大半の高校生が・・」とか脚色して報道することで、視聴者や読者の興味を引く。それが商売。

 なのに、おじさんたちは「これが今時の子か・・酷いなあ・・」と思ってしまう。だから、少し前でいえば、おじさんたちの思う女子高生イメージはこうなる。

 「ルーズソックスを履き、茶髪で、援助交際をやっているのが、今時の女子高生」

 それを根拠に、こう思う・・。

 「そんな奴らは、ろくなもんじゃない。だから、今は真面目で純粋な子は皆無だ!」

r2ーssのBW.png

 しかし、それはマスコミがクローズ・アップした情報。

 今の時代も真面目な子もいるし、黒髪もいる。純粋な子もいるし、いい加減な子もいる。

 なのに、10代との接点がないおじさんたちは、いい加減な報道でも信じてしまう。

 「茶髪で、いい加減で、不真面目なのが今の若者だ!」

 なぜ大人たちは、そうなるのか? 一部しか見ていないことが、どうして分からないのか? 知識も経験もあるのになぜ、そんなに愚かなのか?

 目を開けているのに、見えていないのと同じではないか?

 そのこと。今回の「ストロベリーフィールズ」のテーマに、繋がって来る・・。

(つづく)

****************************

涙と感動の青春ファンタジー映画
「ストロベリーフィールズ」
明日!2008年6月27日(金)午後2時50分から放送!9938281.jpg
衛星放送 チャンネルNECO 特集「天国の法則」
いよいよ。最終放送!

もう二度と会えない・・夏の日のプロローグ。
夕日の2人s.jpg


nice!(0) 
共通テーマ:映画

大人はわかってくれない?(2)「今時の若者はそんなじゃない」? 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 今も映画界は、似たような状況がある。

 頭の固い、明らかに時代錯誤のおじさんたちがいる。すぐに、こう言う。

 「今時の若者は、**なんだよ!」

 そんな年配のPや監督が多い。

9922991.jpg

 そこまで断定する彼らは、若い世代と接する機会。どれだけあるのか? 聞いてみると、驚くくらいない。

 子供がいても、小学生。或いは大学生以上。結婚しておらず、子供がいない。いても、娘と会話のない父。全滅だ・・。

 実は副業で学校の先生をしていて、10代の生徒と毎日接しているというのなら分かる。或いはリサーチ会社に依頼して、毎年10代の意識調査をさせているというのも理解できる。

 が、彼らは毎日、会社で仕事。子供たちと接する機会も、会話をかわすチャンスもまるでない。なのに「今時の若者はこうだ!」と言い切る。さらに聞いてみて、驚愕する。

 「テレビや雑誌を見てれば、分かるよ。今時の10代のことくらい・・」

 マスコミが報道するニュースを、鵜呑みにしているだけだった・・・。
 
(つづく)

nice!(0) 
共通テーマ:映画

大人はわかってくれない?(1)今どきの10代?  2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 話を撮影現場に戻す。俳優は俳優なりに、自分の演技を考えて来る。

 それに対して監督である僕は、あえて「演技的なこと」は指示しない。場所の説明と動きの説明のみをする。

渡り廊下ー斜めs.jpg

 まず、俳優側の芝居を見たいからだ。

 僕がイメージする演技を押し付けず、まず、本物の10代である佐津川愛美たちの「思い」を大切にする。

 というのも、僕が10代の頃。見ていた日本映画はこうだった・・・。

 「そんな若い奴、おらんやろう〜!」

 そんな10代が出て来る作品。多かった。「いつの時代の高校生じゃ!」と思えた。

 その理由。映画の世界で働くようになって分かる。お年寄りの監督。若い子の気持ちが分からない。

 だから、自分が若かったときの「発想」や「考え方」をアイドル俳優たちに押しつけ、演じさせていたのだ・・・。

(つづく)
nice!(0) 
共通テーマ:映画

現場からの逆襲!(下)ハリウッド映画に勝つ方法 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 しかし、業界の友人たちは言う。

 「どんなにがんばっても、何百億円もかけたハリウッド映画に敵わない! 情熱で勝てるなら簡単だろ?」

10601960.jpg

 「安いギャラで、何で、そこまでがんばらないといけないの?」

 「例え作った映画が評価され、ヒットしても、監督にも、スタッフにも歩合やボーナスが出る訳じゃないんだよ。

 俺達ががんばっても、儲けかるのは会社だけ。バカらしくてやってられない!」

 映画スタッフの置かれた現状は本当に過酷。

 しかし、金持ちになりたいなら、映画という仕事を選んではいけない。そして、ハリウッド映画に勝つ方法もない訳ではない。
 
 方法はある。僕が、この数年考え続けた方法論。今回、それを実践するつもりだ!

 話を撮影現場に戻す。

(つづく)

****************************

祝*アクセス数20万件突破!9938281.jpg
太田隆文監督の映画「ストロベリーフィールズ」製作日記。
先日、総アクセ数が20万件を超えました!
これも読者の皆様のお陰。
まだまだ、日記は続きますが、引き続きご愛読頂けると嬉しいです。

管理人


nice!(0) 
共通テーマ:映画

現場からの逆襲!(上)七人のサムライ映画人を探した 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 これでは、いけない! 

 とは言え、いいものを作れるだけの製作費を、今の時代に調達するのは至難の技である。

 妥協せねばならない現実があるのも分かる・・。が、それは嫌だ! 

 そのことを考え続けた。そして、ある方法論を見つける。十分な製作費がなくても、時間が十二分になくても、素晴らしい作品は作れる。

 まず、この業界。諦めで投げやりのスタッフも多いが、映画界にはまだまだサムライがいる。

砂8.gif

 「ギャラは安くても、真剣に映画作りをしたい!」

 そんな「七人の侍」のような人たちもいる。

 今回の「ストロベリーフィールズ」。そんなスタッフを何年もかけて探し、お願いした。

(詳しくは第7章 東京・死闘篇の「スタッフ集めは七人の侍?」で http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/2007-11-10-4

 低予算作品でも、まず監督自身が煮えたぎる情熱を持ち、走り続けること。

 そしてスタッフや俳優の力が最大限に発揮されれば、テレビでは絶対に見られない素敵な作品ができるはずだ!

 しかし、業界の友人は言う。

(つづく)

****************************

「ストロベリーフィールズ」ロケ地写真館オープン!
CS放送を見てから?見る前にどうぞ! 
ロケ地の懐かしい風景、美しい景色が満載。
=>http://pht.so-net.ne.jp/photo/strawberry-photo/
nice!(0) 
共通テーマ:映画

現場スタッフを襲うもの(下)観客の思いにスタッフ失望 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 こんな現実もある・・・・。

 経済的にも、時間的にも厳しい低予算映画の撮影。スタッフは本当に苦労していいものを作った。

 でも、安易で分かりやすいテレビ・ドラマに慣れてしまった観客には、その良さが分からない。

9933073.jpg

 「金かかってないなあ・・」「有名俳優が出てないんだよ!」

 そんな側面しか見ていない。

 丁寧に撮られた職人芸の映像、奥深いテーマが理解できない。テレビに毒されているので、おもしろ可笑しく、単純な話しか感動できない。

 その上、低予算作品は宣伝費がない。テレビスポットや新聞広告もできない。映画の存在が知られることはなく、ヒットもしない。

 他の映画館では、大宣伝した大作。テレビや雑誌でバンバン取り上げられている。誰もがタイトルを知っている。

 大ヒット!!! でも、中身はテレビ・ドラマを映画館で上映しただけのような作品。監督やスタッフ。こう思う。

 「観客はバカだ。映画館で金払って、安易なテレビ・ドラマを見て満足する・・」

 「今後は適当にやろう・・・真剣に作っても意味ない・・」

 その結果、安易で低予算の日本映画。増えて行った・・・。
 
(つづく)

****************************

涙と感動の青春ファンタジー映画
「ストロベリーフィールズ」
今週!6月27日(金)午後2時50分から放送!9938281.jpg
衛星放送 チャンネルNECO 特集「天国の法則」
いよいよ。最終放送!

もう二度と会えない・・夏の日のプロローグ。
排水口の4人ーs.jpg

nice!(0) 
共通テーマ:映画

現場スタッフを襲うもの(上)会議室に、スタッフ失望 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 製作費の高騰から、製作会社は少しでも安く映画を作ろうとする。だから、現場に対して無茶を言う。

 「10日でこの作品を撮ってほしい。それ以上は1日たりとも延ばすことはできない」

 まるで、テレビドラマの「踊る! 大捜査線」。会議室でのデスクに置かれた書類の数字だけで全てを決めて、無謀な負担を現場に押し付ける。

10248347.jpg

 スタッフは思う。

 「そんな短い期間で、いいものができる訳ないだろ! 1ヶ月かかかるものを10日だとぉ? 

 それでもやれというなら、作品レベルを落とすしかねえな? 何でもいいから期間内に撮っちまって、終わらせるか・・・・」

 何度も書いたが、映画は会議室では作れない。現場のスタッフが汗を流し、情熱を持って作るものである。

 なのに会社やプロデュサーたちは、理不尽なことを繰り返す。現場はやる気をなくす。

 「いい映画を作ろう!」という情熱も失われる。当然、素晴らしい作品はできない・・・。

 
(つづく)

****************************

「ストロベリーフィールズ」ロケ地写真館オープン!
CS放送を見てから?見る前にどうぞ! 
ロケ地の懐かしい風景、美しい景色が満載。
=>http://pht.so-net.ne.jp/photo/strawberry-photo/



nice!(0) 
共通テーマ:映画

撮影の進め方(4)映画撮影とテレビ収録の違い? 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 ある若手人気女優(20才)は、こういう。

 「私は映画が好き。テレビドラマでは泣くシーンで泣けないと、すぐに目薬を使うように言われる。

 でも、映画の場合は予算のない作品でも、泣くまで待ってくれる。だから、映画の方がやりがいがあるし、楽しい!」

 この言葉がまさに、テレビ・ドラマと映画の違いを象徴している。

10939361.jpg

 というのも、現在では一部の大作映画を覗いて、映画よりもゴールデンタイムで放送されるテレビ・ドラマの方が高額の製作費が使われる。

 ハリウッドと違って日本は、テレビの方が豪華。ただ、テレビ・ドラマは早撮り。時間の勝負!

 放送日が決まっているので、とにかく早く撮ることが優先される。その代わり、豪華な人気俳優、売れっ子ライターによる脚本、多額の製作費がかけられる。

 が、最近、大作でない日本映画も、テレビと同じように早撮りをするチームが多い。

 理由は単に製作費がないから、少しでも早く撮ることで安く上げようというもの。

 これでは意味がない!1ヶ月かかる撮影を3週間で、2週間で、10日で撮る。作品クオリティが、落ちるだけだ!

 映画館で入場料を払って見てもらう作品が、それでいいのか?


(つづく)

****************************

涙と感動の青春ファンタジー映画
「ストロベリーフィールズ」
来週!6月27日(金)午後2時50分から放送!9938281.jpg
衛星放送 チャンネルNECO 特集「天国の法則」
いよいよ。最終放送!

もう二度と会えない・・夏の日のプロローグ。
芳賀優里亜4ーs.jpg

nice!(0) 
共通テーマ:映画

撮影の進め方(3)優等生ばかりのテレビドラマ 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 というのは、俳優に求められるものが昔と違うのだ。

 ディレクターにイチイチ言われなくても、自分で考えて、ドラマの世界観を理解し、ある程度の演技ができる俳優が求められている。

9956012.jpg

 でないと、「手間がかかる駄目な俳優」といわれる。何も指示されなくても、いい芝居ができる。即戦力になる役者でないと、テレビ・ドラマには出れない。

 「時間をかけて演じれば、素晴らしい演技をする俳優」ではダメ。時間がかかることはテレビドラマの撮影では致命傷。

 また、監督がちょっとアドバイスすれば、ぐっとよくなる俳優もダメ。テレビの世界では誰も何もいってくれない。「言わなくてもできる俳優」が求められる。

 こうなると昔の映画界のように、俳優が撮影現場で学び、育つということが不可能。

 最近は「一癖も二癖もある個性的な役者が、いなくなった」と言われる。プライベートではよく問題を起こすが、俳優としては素晴らしい。

 そんな俳優がいなくなった背景にも、このような環境がある・・。

 結局、優等生で器用な、時間のかからない、文句をいわない、俳優のみがテレビドラマで活躍するのである・・・。

 そんな中、映画を中心に活躍する若手人気女優M.Aさん。こういう・・・。

(つづく)

****************************

「ストロベリーフィールズ」ロケ地写真館オープン!
CS放送を見てから?見る前にどうぞ! 
ロケ地の懐かしい風景、美しい景色が満載。
=>http://pht.so-net.ne.jp/photo/strawberry-photo/
nice!(0) 
共通テーマ:映画

撮影の進め方(2)テレビの場合 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 以前にも書いたが、最近のテレビ・ドラマ撮影現場。とにかく時間がない。

 毎週1本放送するので、早く撮影しないと、次の放送に間に合わない。

11229037.jpg

 だから、ディレクターはなかなかNGを出さない。どんどん撮影を進める。台詞を間違えない限り、ディレクターが考えていたイメージと違ってもOKを出す。

 これは何を意味するか? というと、一つには高いレベルのドラマが生まれにくくなる。

 俳優と監督が互いに考えて、ときには激突しながら、よりよい表現を考えて行くことで高いレベルの作品になる。が、テレビではそれができない。

 また、俳優自身の勉強になりくい。昔の俳優は現場でしごかれて、厳しい思いをして成長した。が、台詞を間違えなければいい。というのでは、プラスになりにくい。

 さらに、あるレベルの俳優でないと、ドラマに出演できないという状況も生まれる。

(つづく)

****************************

涙と感動の青春ファンタジー映画
「ストロベリーフィールズ」
来週!6月27日(金)午後2時50分から放送!9938281.jpg
衛星放送 チャンネルNECO 特集「天国の法則」
いよいよ。最終放送!

もう二度と会えない・・夏の日のプロローグ。
スタンドバイミー.jpg

nice!(0) 
共通テーマ:映画

撮影の進め方(1)動きの説明 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 さあ、このシーンの撮影スタート!

 まず、僕は主人公・夏美役の佐津川愛美とスタッフに主人公・夏美動き方を説明する。スタート地点は、渡り廊下の暗い部分。そこから夏美は前に向かって歩き出す。

渡り廊下ー斜めs.jpg
(スタート地点は上写真で、ちょうど見えない場所。校舎で暗がりになっている。そこから前を進むと、写真で分かるように日が当たる部分に出る)
渡り廊下の内側.jpg

 カメラは手持ち。佐津川の動きに合わせて、後ろに下がって行く。

 物語としては、夏美がいつものように一人で登校してきて、教室に向かう。友達はいない。「おはよう!」と声をかけてくれるクラスメートもいない。

 まわりを行き交う生徒は皆、楽しそうに話しながら教室に向かうというもの。でも、この辺はシナリオを読めば分かること。佐津川には、夏美役の動きのみを説明する。

 俳優というのは、「監督に言われた演技をするもの」というふうに思う人もいるだろう。が、俳優は俳優なりにシナリオを読み込んで、自分なりに演技プランを考えてくる。

 そして現場ではまず、その方向で演じる。ここで初めて監督が指示を出す。

 監督が考えるイメージとの違いを修正するのだ。でも、俳優の考えの方がおもしろいこともある。監督の想像しなかった表現が出る。

 その場合は、それが採用。本番の撮影となる。

 が、テレビドラマの場合は違う・・・。

(つづく)


****************************

「ストロベリーフィールズ」ロケ地写真館オープン!
CS放送を見てから?見る前にどうぞ! 
ロケ地の懐かしい風景、美しい景色が満載。
=>http://pht.so-net.ne.jp/photo/strawberry-photo/

 
nice!(0) 
共通テーマ:映画

佐津川愛美・登場!(下)初主役! 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 映画「蝉しぐれ」、「笑う大天使(ミカエル)」、そして先日まで放送中だったテレビドラマ「がんばっていきまっしょい」。

 佐津川愛美は順調に、女優として躍進している。そして今回は初主役!

 緊張しているか?と思いきや、そんな様子は見られない。なかなかの大物。

 元気がよく、このシーンの撮影の流れを説明しても、「はい!」「ハイ!」「分かりました」と元気よく答える。

入道雲.jpg

 佐津川は賢くて、よく考えいる、なかなか鋭い子であり、可愛く、魅力的。

 その魅力をさらに引き出し、映画「ストロベリーフィールズ」の主人公・夏美として、いかに盛り上げて行くか? 

監督と佐津川.jpg

 それが監督としての、僕の仕事である。

 (つづく)

****************************

祝*アクセス数20万件突破!9938281.jpg
太田隆文監督の映画「ストロベリーフィールズ」製作日記。
先日、総アクセ数が20万件を超えました!
これも読者の皆様のお陰。
まだまだ、日記は続きますが、引き続きご愛読頂けると嬉しいです。

管理人


nice!(0) 
共通テーマ:映画

佐津川愛美・登場!(中)木造校舎の感動 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 「監督〜! 凄いですねぇー! この学校ぉー!」


 つまり、あの礼儀正しい真面目な佐津川愛美でさえ、感動して挨拶を忘れるほど、この東陽中学の校舎が凄い!ということ。

10227999.jpg

 古い木造の建物だが、暖かく美しい。その凄さを理解したのである。

 これまでも多くのスタッフが、この木造校舎に感動している。20代。東京在住の女性も同様。でも、10代の女の子はどうか? 

 今回の映画「ストロベリーフィールズ」のメイン客層である子たちは、この校舎をどう思うのか? 考えていた。汚く古い建物と思うのか?

 いや、違う。10代の子たちもきっと、この校舎の美しさに感動するはず・・。

 そうしたらまさに、その10代の佐津川が開口一番。撮影初日に! 挨拶するのも忘れて感動を伝えてくれた。

 いや、もしかしたら、10代でも、「何か古くて汚いだけ。ここで撮影するのか・・」と思う子もいるだろう。

 木造校舎より、渋谷の109や六本木ヒルズを見る方が感動する子もいるだろう。でも、佐津川愛美は違った。この東陽中学の素晴らしさを理解したのである。

 「よっしゃあ〜!」という思い。そして東陽の木造校舎を愛する僕としては、とても嬉しい・・・。

 よし、撮影開始だ!

(つづく)


****************************

涙と感動の青春ファンタジー映画
「ストロベリーフィールズ」
来週!6月27日(金)午後2時50分から放送!9938281.jpg
衛星放送 チャンネルNECO 特集「天国の法則」
いよいよ。最終放送!

もう二度と会えない・・夏の日のプロローグ。

4人インマキの家前m.jpg
nice!(0) 
共通テーマ:映画

佐津川愛美・登場!(上)いきなり? 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 渡り廊下の撮影。

 カット割りとカメラワークを確認していたら、演出部のセカンド君が主人公・夏美役の佐津川愛美を連れて来た。

 俳優を現場に連れて来たり、待合室(或いはロケバス)に戻したりというのもセカンドの仕事。

 早くに連れて来過ぎてもいけないし、遅すぎるとスタッフを待たせて撮影進行を阻害するので、タイミングがむずかしい。

 さて、佐津川の登場! 礼儀正しい子で、もの凄くしっかり挨拶をする子だ。この世界。挨拶に始まり。挨拶に終わる。大切なこと。

 17才の女子高校生だが、大人が思う今時の子とは違う。
 
 当然、撮影現場で会ったら、まず第一声が「おはようございます。よろしくお願いします!」だと予想していた。

  たら、佐津川。現場に入るなり感動いっぱいに、こう言った!

 「監督〜! 凄いですねぇー! この学校ぉー!」

 僕はニヤリとする・・・・?

10214778.jpg

(つづく)


****************************

「ストロベリーフィールズ」ロケ地写真館オープン!
CS放送を見てから?見る前にどうぞ! 
ロケ地の懐かしい風景、美しい景色が満載。
=>http://pht.so-net.ne.jp/photo/strawberry-photo/


タグ:佐津川愛美
nice!(0) 
共通テーマ:映画
撮影初日(三)俳優登場 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。