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撮影初日(三)俳優登場 ブログトップ
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大人はわかってくれない?(5)パソコン苦手のおじさん 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 90年代。パソコンが急激に普及してきた頃、同じような例があった。

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 おじさんたち。パソコンを批判。否定した。

 「パソコンなんて使えなくても、仕事はできる! 

ワシはこんなものなしで、30年。この道で食って来た!」

 いつの時代もおじさんたちは、新しい波を否定する。

 ただ、ロングへヤーの時代は新しい流行を否定しても、自身は何も困らなかった。が、パソコンを否定すると、仕事にならない。

 Eメールも送れないようでは、何もできなくなる。

 使えない者は仕事にならず、窓際に飛ばされる。オヤジたち。

 結局、パソコン教室で若い先生から、使い方を習う事になる・・・

(つづく)

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映画「ストロベリーフィールズ」明日CSで放送! 2008/6 [撮影初日(三)俳優登場]

明日!2008年6月27日(金)午後2時50分から放送!9938281.jpg
衛星放送 チャンネルNECO(スカイパーフェクトTV、ケーブルテレビ内)
いよいよ、最終放送!

涙と感動の青春ファンタジー映画
「ストロベリーフィールズ」

もう2度と会えない。夏の日のプロローグ・・・。
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昭和40年代の田舎町を舞台にした悲しくも、せつない青春。

監督&脚本:太田隆文

出演:佐津川愛美(がんばっていきまっしょい、奈緒子)
   芳賀優里亜(仮面ライダーキバ、SIBUYAフィフティーン) 
   東亜優 (赤い文化住宅の初子、16)
   谷村美月(リアル鬼ごっこ、神様のパズル)

   波岡一喜(L Change the world、ちりとてちん)
   伊藤裕子(バブルでGO!、星に願いを)
   小西博之(ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル)
   三船美佳(毛利元就、ラッキー・ロードストーン)

春美VS夏美s.jpgベスト雲.jpgベスト蔵.jpgT0004682.jpgst_01.jpg芳賀優里亜3ーs.jpg

明日!6月27日(金)午後2時50分から放送!!9938281.jpg
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大人は分かってくれない?(4)長い髪は切れ! 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]


 今回の映画「ストロベリーフィールズ」。

 主人公の夏美(佐津川愛美)17才は、幽霊になった同級生のマキ(谷村美月)たちが見える。

 なのに、大人たちには見えない。なぜか? 

 その設定と、頭の固いおじさんたちの存在が関連する。

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 ここまで書くと「なるほど・・」と思われる方も多いだろう。

 そう。長く人生を生きた大人には理解できなくて、若く感受性に優れた子供にしか見えないものがあるのだ。

 いずれ別の機会に詳しく説明するので、今回は簡単に書こう。

 昔も今も、年をとると「経験値」が増えて、ものごとを「理解分析」する力は増す。それが子供とは違う大人の能力。

 でも、同時に脳が老化して、「新しいもの」を受け入れにくくなる。

 理解力は増すが、過去の「経験」にないものや、自分の「価値観」とは違う新しいものが出てくると戸惑ってしまう。

 その際、大人たちは「分からない」という結論を出さずに、無理矢理に古い「経験」と「価値観」で判断。「無意味」「必要ない」という判断をし否定しがち。

 60年代。ビートルズをきっかけに流行った男のロングヘヤー。だが、年配男性は毛嫌い。

 「男は短髪で男らしく!」という古い発想に囚われて、「女みたいだ!情けない」「見苦しいから切れ!」と批判した。

 大人たちの反発が強く、長髪のグループサウンズは当時NHKには出演できなかった。今では男性のロングへヤー、いやロン毛は定着。想像がしにくい。

 だが、最近のおじさんも同じ。分かりやすい例がある・・。

(つづく)

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「ストロベリーフィールズ」ロケ地写真館オープン!
CS放送を見てから?見る前にどうぞ! 
ロケ地の懐かしい風景、美しい景色が満載。
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大人はわかってくれない?(3)ルーズソックスで茶髪? 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]


 だが、ワイドショーや週刊誌。スポーツ新聞等が取り上げる記事は、読者が「えー!」と思うようなセンセーショナルなものばかり。

 でないと、売れないからだ。例え一部の高校生のことでも、「実は大半の高校生が・・」とか脚色して報道することで、視聴者や読者の興味を引く。それが商売。

 なのに、おじさんたちは「これが今時の子か・・酷いなあ・・」と思ってしまう。だから、少し前でいえば、おじさんたちの思う女子高生イメージはこうなる。

 「ルーズソックスを履き、茶髪で、援助交際をやっているのが、今時の女子高生」

 それを根拠に、こう思う・・。

 「そんな奴らは、ろくなもんじゃない。だから、今は真面目で純粋な子は皆無だ!」

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 しかし、それはマスコミがクローズ・アップした情報。

 今の時代も真面目な子もいるし、黒髪もいる。純粋な子もいるし、いい加減な子もいる。

 なのに、10代との接点がないおじさんたちは、いい加減な報道でも信じてしまう。

 「茶髪で、いい加減で、不真面目なのが今の若者だ!」

 なぜ大人たちは、そうなるのか? 一部しか見ていないことが、どうして分からないのか? 知識も経験もあるのになぜ、そんなに愚かなのか?

 目を開けているのに、見えていないのと同じではないか?

 そのこと。今回の「ストロベリーフィールズ」のテーマに、繋がって来る・・。

(つづく)

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「ストロベリーフィールズ」
明日!2008年6月27日(金)午後2時50分から放送!9938281.jpg
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いよいよ。最終放送!

もう二度と会えない・・夏の日のプロローグ。
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大人はわかってくれない?(2)「今時の若者はそんなじゃない」? 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 今も映画界は、似たような状況がある。

 頭の固い、明らかに時代錯誤のおじさんたちがいる。すぐに、こう言う。

 「今時の若者は、**なんだよ!」

 そんな年配のPや監督が多い。

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 そこまで断定する彼らは、若い世代と接する機会。どれだけあるのか? 聞いてみると、驚くくらいない。

 子供がいても、小学生。或いは大学生以上。結婚しておらず、子供がいない。いても、娘と会話のない父。全滅だ・・。

 実は副業で学校の先生をしていて、10代の生徒と毎日接しているというのなら分かる。或いはリサーチ会社に依頼して、毎年10代の意識調査をさせているというのも理解できる。

 が、彼らは毎日、会社で仕事。子供たちと接する機会も、会話をかわすチャンスもまるでない。なのに「今時の若者はこうだ!」と言い切る。さらに聞いてみて、驚愕する。

 「テレビや雑誌を見てれば、分かるよ。今時の10代のことくらい・・」

 マスコミが報道するニュースを、鵜呑みにしているだけだった・・・。
 
(つづく)

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大人はわかってくれない?(1)今どきの10代?  2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 話を撮影現場に戻す。俳優は俳優なりに、自分の演技を考えて来る。

 それに対して監督である僕は、あえて「演技的なこと」は指示しない。場所の説明と動きの説明のみをする。

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 まず、俳優側の芝居を見たいからだ。

 僕がイメージする演技を押し付けず、まず、本物の10代である佐津川愛美たちの「思い」を大切にする。

 というのも、僕が10代の頃。見ていた日本映画はこうだった・・・。

 「そんな若い奴、おらんやろう〜!」

 そんな10代が出て来る作品。多かった。「いつの時代の高校生じゃ!」と思えた。

 その理由。映画の世界で働くようになって分かる。お年寄りの監督。若い子の気持ちが分からない。

 だから、自分が若かったときの「発想」や「考え方」をアイドル俳優たちに押しつけ、演じさせていたのだ・・・。

(つづく)
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現場からの逆襲!(下)ハリウッド映画に勝つ方法 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 しかし、業界の友人たちは言う。

 「どんなにがんばっても、何百億円もかけたハリウッド映画に敵わない! 情熱で勝てるなら簡単だろ?」

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 「安いギャラで、何で、そこまでがんばらないといけないの?」

 「例え作った映画が評価され、ヒットしても、監督にも、スタッフにも歩合やボーナスが出る訳じゃないんだよ。

 俺達ががんばっても、儲けかるのは会社だけ。バカらしくてやってられない!」

 映画スタッフの置かれた現状は本当に過酷。

 しかし、金持ちになりたいなら、映画という仕事を選んではいけない。そして、ハリウッド映画に勝つ方法もない訳ではない。
 
 方法はある。僕が、この数年考え続けた方法論。今回、それを実践するつもりだ!

 話を撮影現場に戻す。

(つづく)

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祝*アクセス数20万件突破!9938281.jpg
太田隆文監督の映画「ストロベリーフィールズ」製作日記。
先日、総アクセ数が20万件を超えました!
これも読者の皆様のお陰。
まだまだ、日記は続きますが、引き続きご愛読頂けると嬉しいです。

管理人


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現場からの逆襲!(上)七人のサムライ映画人を探した 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 これでは、いけない! 

 とは言え、いいものを作れるだけの製作費を、今の時代に調達するのは至難の技である。

 妥協せねばならない現実があるのも分かる・・。が、それは嫌だ! 

 そのことを考え続けた。そして、ある方法論を見つける。十分な製作費がなくても、時間が十二分になくても、素晴らしい作品は作れる。

 まず、この業界。諦めで投げやりのスタッフも多いが、映画界にはまだまだサムライがいる。

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 「ギャラは安くても、真剣に映画作りをしたい!」

 そんな「七人の侍」のような人たちもいる。

 今回の「ストロベリーフィールズ」。そんなスタッフを何年もかけて探し、お願いした。

(詳しくは第7章 東京・死闘篇の「スタッフ集めは七人の侍?」で http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/2007-11-10-4

 低予算作品でも、まず監督自身が煮えたぎる情熱を持ち、走り続けること。

 そしてスタッフや俳優の力が最大限に発揮されれば、テレビでは絶対に見られない素敵な作品ができるはずだ!

 しかし、業界の友人は言う。

(つづく)

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「ストロベリーフィールズ」ロケ地写真館オープン!
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ロケ地の懐かしい風景、美しい景色が満載。
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現場スタッフを襲うもの(下)観客の思いにスタッフ失望 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 こんな現実もある・・・・。

 経済的にも、時間的にも厳しい低予算映画の撮影。スタッフは本当に苦労していいものを作った。

 でも、安易で分かりやすいテレビ・ドラマに慣れてしまった観客には、その良さが分からない。

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 「金かかってないなあ・・」「有名俳優が出てないんだよ!」

 そんな側面しか見ていない。

 丁寧に撮られた職人芸の映像、奥深いテーマが理解できない。テレビに毒されているので、おもしろ可笑しく、単純な話しか感動できない。

 その上、低予算作品は宣伝費がない。テレビスポットや新聞広告もできない。映画の存在が知られることはなく、ヒットもしない。

 他の映画館では、大宣伝した大作。テレビや雑誌でバンバン取り上げられている。誰もがタイトルを知っている。

 大ヒット!!! でも、中身はテレビ・ドラマを映画館で上映しただけのような作品。監督やスタッフ。こう思う。

 「観客はバカだ。映画館で金払って、安易なテレビ・ドラマを見て満足する・・」

 「今後は適当にやろう・・・真剣に作っても意味ない・・」

 その結果、安易で低予算の日本映画。増えて行った・・・。
 
(つづく)

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涙と感動の青春ファンタジー映画
「ストロベリーフィールズ」
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もう二度と会えない・・夏の日のプロローグ。
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現場スタッフを襲うもの(上)会議室に、スタッフ失望 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 製作費の高騰から、製作会社は少しでも安く映画を作ろうとする。だから、現場に対して無茶を言う。

 「10日でこの作品を撮ってほしい。それ以上は1日たりとも延ばすことはできない」

 まるで、テレビドラマの「踊る! 大捜査線」。会議室でのデスクに置かれた書類の数字だけで全てを決めて、無謀な負担を現場に押し付ける。

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 スタッフは思う。

 「そんな短い期間で、いいものができる訳ないだろ! 1ヶ月かかかるものを10日だとぉ? 

 それでもやれというなら、作品レベルを落とすしかねえな? 何でもいいから期間内に撮っちまって、終わらせるか・・・・」

 何度も書いたが、映画は会議室では作れない。現場のスタッフが汗を流し、情熱を持って作るものである。

 なのに会社やプロデュサーたちは、理不尽なことを繰り返す。現場はやる気をなくす。

 「いい映画を作ろう!」という情熱も失われる。当然、素晴らしい作品はできない・・・。

 
(つづく)

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