マキの写真 2005/9/18 [撮影2日目(四)美香の家へ]
学級委員で、優等生の美香(東亜優)。
でも、凄く無理をしていて、苦しい。
自由奔放に生きているマキ(谷村美月)に憧れを感じている。
そんなマキの写真、部屋に飾っている。
それが写真上。
これらはスチールカメラマンさんが、昨までの東陽中学の撮影で撮影したものをプリントアウト。
写真たてを買って来て入れ、飾ったものである。
(つづく)
忌中 2005/9/18 [撮影2日目(四)美香の家へ]
引き続き、美術部の作品を紹介。
美香の家。表に貼られた「忌中」の文字。
撮影当日に作った訳ではない。
写真上は宿舎。差し入れてのビールのそばに置かれている。
ロケハンのときから、必要なものをリストにして撮影までに準備。
借りられるものは借り、必要なものは作る。
映画を見ると、当然のようにそこに存在するものも、
美術部さんが作ったものであることが多い。
(つづく)
東亜優の出演場面(5)昭和40年代設定 2005/9/18 [撮影2日目(四)美香の家へ]
今回の映画「ストロベリーフィールズ」。
時代設定は昭和40年代。パソコンや携帯が置かれていてはマズい。
机の上にある教科書にプリクラが貼ってあってはいけない。
また、部屋の主・美香は学級委員で真面目。でも、孤独。そんな美香のキャラを置かれたもので、どう表現するか?が大事。
部屋を入り、それらを見る。
考慮して、慎重に選ばれた品々であること。一目で分かった。
ここは確かに美香の部屋だ。
美術部さん。いい仕事をしてくれていた。
(つづく)
東亜優の出演場面(4)部屋の飾り付け 2005/9/18 [撮影2日目(四)美香の家へ]
室内。すでに美術部、飾り付けをしてくれてある。
クランクイン前に来たときは、タンスしか置かれていない部屋だった。
が、誰が見ても若い女の子の部屋。
教科書や辞書が置かれ、高校生であることを感じさせる。
そこから美香という女の子の性格をも伝えることが大切。何を置くか? という選択が重要。
そこに美術部のセンスや力量が出るのだ・・。
(つづく)
クランクイン前に来たときは、タンスしか置かれていない部屋だった。
が、誰が見ても若い女の子の部屋。
教科書や辞書が置かれ、高校生であることを感じさせる。
そこから美香という女の子の性格をも伝えることが大切。何を置くか? という選択が重要。
そこに美術部のセンスや力量が出るのだ・・。
(つづく)
東亜優の出演場面(3)日本の街の美しさ 2005/9/18 [撮影2日目(四)美香の家へ]
こちらのお宅で、お借りしたのは2階。
今は使っていない6畳ほどの部屋。その窓から外を見る。
高層ビル群はなく、木造の2階建ての家が続いていた。
瓦屋根が続き、これが日本の街の美しさ。
改めてそう感じる・・。
この辺は今回の映画「ストロベリーフィールズ」の舞台である昭和40年代の頃から、ほとんど変わっていない。
近所にあった百貨店キリソウは、ダイエーミドリになり、現在はパチンコ屋になったが、この辺りは昔と同じだ。
僕自身が当時から知っている場所なので、それを実感・・。
変わらぬ「懐かしさ」と「美しさ」。21世紀の今も、故郷にそれが残っていること、とても嬉しい・・。
(つづく)
今は使っていない6畳ほどの部屋。その窓から外を見る。
高層ビル群はなく、木造の2階建ての家が続いていた。
瓦屋根が続き、これが日本の街の美しさ。
改めてそう感じる・・。
この辺は今回の映画「ストロベリーフィールズ」の舞台である昭和40年代の頃から、ほとんど変わっていない。
近所にあった百貨店キリソウは、ダイエーミドリになり、現在はパチンコ屋になったが、この辺りは昔と同じだ。
僕自身が当時から知っている場所なので、それを実感・・。
変わらぬ「懐かしさ」と「美しさ」。21世紀の今も、故郷にそれが残っていること、とても嬉しい・・。
(つづく)
東亜優の出演場面(2)美術部の出番 2005/9/18 [撮影2日目(四)美香の家へ]
ここで撮影する場面。
交通事故で死に幽霊になった美香(東亜優)。夏美(佐津川愛美)マキ(谷村美月)、理沙、(芳賀優里亜)たちと、実家に戻るというシーン。
前夜、行われた通夜に続き、その日は葬儀が行われているという設定。
当然、それぞれの家庭では「忌中」と書かれた紙を張り出される。
ここで美術部さんの出番。
美香の家の表。「忌中」の表示を張り出してくれる。
(つづく)
東亜優の出演場面(1)美香の家 2005/9/18 [撮影2日目(四)美香の家へ]
東陽中学の撮影、無事に終了。
午後からは、東亜優が扮する美香の家の場面。
田辺銀座近くにある民家の2階を借りての撮影だ。
3台のマイクロバスに分乗したスタッフ、キャストが到着。
早々に機材を降ろし、撮影準備。
実際に住んでいるお宅を借りての撮影。
中を汚したり、傷つけたりしないように、照明機材等の組み立ては外で行う。
組み上がったものから、中へ運びセッティング。
(つづく)
午後からは、東亜優が扮する美香の家の場面。
田辺銀座近くにある民家の2階を借りての撮影だ。
3台のマイクロバスに分乗したスタッフ、キャストが到着。
早々に機材を降ろし、撮影準備。
実際に住んでいるお宅を借りての撮影。
中を汚したり、傷つけたりしないように、照明機材等の組み立ては外で行う。
組み上がったものから、中へ運びセッティング。
(つづく)
タグ:東亜優
映画界は礼儀が大事?(9ー終)/17歳の言葉 2005/9/18 [撮影2日目(四)美香の家へ]
映画界では「さようなら」ではなく、「お疲れさま」。
別れの挨拶ではなく、相手の働きをねぎらう言葉。
それを「別れの挨拶」にするところ。
やはり、作品を作る映画人らしい言葉である。
ただ、そんな精神。失われつつあるのも現実。
人を平気で踏みつける映画会社の人間。礼や尊敬のない俳優。ごまかしばかりのPなんかも多い・・。
でも、そんな映画界で、若干17歳の芳賀優里亜。
わざわざ、礼をいいに来てくれたこと。
感動であり。嬉しい出来事だった・・・。
(つづく)
映画界は礼儀が大事?(8)/お疲れさま 2005/9/18 [撮影2日目(四)美香の家へ]
あと、映画の撮影の非常に不規則。
夜明けと共に、撮影が始まることが多い.
が、日暮れがスタートいうこともある。
それでも撮影が始まるときが1日の始まり。
だから朝の挨拶。
「おはようございます」
定着した原因はそんな背景もあるかもしれない。
終わったときは、「さようなら」ではなく、「お疲れさま」
これは他業種でも、最近はよく使われる。
(つづく)
映画界は礼儀が大事?(7)/こんにちわ! 2005/9/18 [撮影2日目(四)美香の家へ]
「おはよう」という部分は「お早よう」であり、「こんばんは」の「今晩は」と同じ。
1日の時間帯を表現している。でも、そのあとに「ございます」がついているのが他と違う。
「こんにちは、ございます」とか「こんばんは ございます」とは言わない。
なのに、「おはよう」だけは、「ございます」が着く。
この丁寧なところに「礼節」を感じるような気がする。
友達に対しては「おはよう」で済ませるけど、目上の人には「おはようございます」というのもそれ。
その丁寧な礼節を持つ、「おはようございます」という言葉。
それを使うのが、礼儀にうるさい映画界らしい気がする。
(つづく