田辺のデニーロ・奮闘記(9ー終)プロ顔負け? 2005/9/19 [田辺のデニーロ奮闘記]
スタッフが困り、佐津川愛美さんが責任を感じているとき、
1本のドライバーを持った男が登場! 垣内さんである!
誰がチャレンジしても、開けることのできなかったダッシュボード。
皆が見ている前で、数秒で開けてしまったのだ。
佐津川さん、喜びの声を上げる。
「わーーーーーーありがとうございます!! 凄いですね! プロ顔負けですよね!」
垣内さんが答える。
「いえ、ほんまにプロなんです・・・いつも、仕事でやってることですから!」
「・・・・え?」
佐津川さん。不思議な顔。
そう、垣内さんをプロの俳優だと思っていたようだ。
彼の職場は車ディーラー。本当に本物のプロなのだ。
こうして、テイク2が無事スタート。
垣内さん。この日の撮影は終了。
次は、いよいよ、初台詞。天国への階段シーンの撮影となる!
この記事はまた後日。
(つづく)
田辺のデニーロの最初の活躍=>http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/2008-08-22-1
1本のドライバーを持った男が登場! 垣内さんである!
誰がチャレンジしても、開けることのできなかったダッシュボード。
皆が見ている前で、数秒で開けてしまったのだ。
佐津川さん、喜びの声を上げる。
「わーーーーーーありがとうございます!! 凄いですね! プロ顔負けですよね!」
垣内さんが答える。
「いえ、ほんまにプロなんです・・・いつも、仕事でやってることですから!」
「・・・・え?」
佐津川さん。不思議な顔。
そう、垣内さんをプロの俳優だと思っていたようだ。
彼の職場は車ディーラー。本当に本物のプロなのだ。
こうして、テイク2が無事スタート。
垣内さん。この日の撮影は終了。
次は、いよいよ、初台詞。天国への階段シーンの撮影となる!
この記事はまた後日。
(つづく)
田辺のデニーロの最初の活躍=>http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/2008-08-22-1
田辺のデニーロ・奮闘記(8)小さな事件? 2005/9/19 [田辺のデニーロ奮闘記]
撮影に使ったワーゲン、本当に古いもの。
ダッシュボード、ときどき開かなくなる。
夏美役の佐津川愛美。そこに小道具のサングラスを入れていた。
テイク2の撮影のために、もう一度、車を走らせようと準備が整ったとき。
が、サングラスが取り出せなくなり。車をスタートできない。
スタッフが何とかダッシュボードを開けようとするが、ダメ。
車は借り物。手荒なこともできない。
そのために、撮影が再開できない・・・。
(つづく)
田辺のデニーロ・奮闘記(7)デート番組? 2005/9/19 [田辺のデニーロ奮闘記]
同じく地元から出演している、鮭山先生役の泉さん(写真下、左)。
垣内さんと同じ、弁慶伝説保存会のメンバー。
こう言っていたらしい・・・。
「俺は女子高生に嫌われることをする役なのに、垣内ばかりええ目する撮影で悔しい!」
いや、泉さんでなくても、ファンからすると、うらやましい限りの1日。
「ドラマというより、深夜よくやっているデート番組のような撮影」
だったそうだ。
が、撮影中。別の小さな事件が起こった・・・。
(つづく)
田辺のデニーロ・奮闘記(6)鮭山先生のコメント 2005/9/19 [田辺のデニーロ奮闘記]
撮影終了後。垣内さん。こうコメントした・・・。
「すっごい。楽しい撮影でした!
可愛い可愛い10代の女優4人と、誰にも邪魔されず、ドライブしながら、一緒に歌を歌う経験なんて、なかなかないですよ!」
というのである。
危険や緊張なんて何のその! 楽しさがそれを上回ったようだ。
同じく地元オーディションで、出演が決まった泉さん(鮭山先生役)。
こう言っていたらしい・・・。
(つづく)
田辺のデニーロ・奮闘記(5)危険なドライブ? 2005/9/19 [田辺のデニーロ奮闘記]
事故シーン。天神崎の道は本当に細く、本当に崖っぷち。
ガードレールを破って、下に落ちれば岩場。本当に事故になってしまう。
それも将来有望で日本映画界の未来を背負う、4人の若手有名女優たちを乗せているのだ。
佐津川愛美、谷村美月、芳賀優里亜、東亜優。
日本映画界の未来を乗せて、走る!といっても過言ではない。
その車のハンドルを握るのが、地元俳優の垣内剛さん。責任重大である。
撮影終了後。彼はこうコメントした・・・。
(つづく)
田辺のデニーロ・奮闘記(4)車内の流れ 2005/9/19 [田辺のデニーロ奮闘記]
この辺から、いつもは生徒に冷たい古本(垣内剛)も上機嫌となり、一緒に歌う。
ダッシュボードに入っていたサングラス。
美香(東亜優)が、みんなにかけさせる。
最後はマキ(谷村美月)が柔道着の話をしているところで、前方から車が来てドカン!
実際にぶつかるシーンは撮らないが、流れとしてはこうなる。
というところまでを、カットせずに、通しで撮影する!
運転は、古本役の垣内剛さんにやってもらう。
(つづく)
田辺のデニーロの最初の活躍=>http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/2008-08-22-1
田辺のデニーロ・奮闘記(3)車内の撮影? 2005/9/19 [田辺のデニーロ奮闘記]
運転する古本さん(垣内剛)は、いずれにしてもフレームに入るので運転。
後部席に座るマキ(谷村美月)、美香(東亜優)、理沙(芳賀優里亜)3人を撮るときには、助手席の夏美(佐津川愛美)に降りてもらう。
その席にカメラマンが座り、振り向く形で、後ろのマキたちを撮影。
夏美の撮影をするときは、うしろの誰かが降りて、カメラマンが後部座席に座る。
監督の僕は車には乗り込まず、別の車でワーゲンを追う。後から撮影を見守るというスタイル。
そして、このシーンの大半はアドリブ。
ただ、流れだけは決まっている。
まず、マキたちの世間話から始まる。
夏美が8ミリカメラを回し、それに向かってマキや美香が手を振る。
理沙は嫌々参加したので、ずっと不機嫌。
途中、修学旅行気分で、みんなで歌を歌う・・・(理沙以外)。
(つづく)
田辺のデニーロ・奮闘記(2)車内撮影? 2008/9/19 [田辺のデニーロ奮闘記]
まず、車内シーンの撮影。これが大変。
狭いので、何人も乗れない。
まず、運転席に古本役の垣内さん。
となりの助手席に、主人公・夏美を演じる佐津川愛美。
後の席、向って左からマキ(谷村美月)、美香(東亜優)、
そして一番左が、理沙(芳賀優里亜)。
それで車内は満員。
監督どころか、カメラマンさえ乗れない!
(つづく)
田辺のデニーロ・奮闘記(1)再登場! 2008/9/19 [田辺のデニーロ奮闘記]
撮影2日目。午後からは、事件の発端となる重要場面の撮影。
マキ(谷村美月)の応援に行くため、夏美(佐津川愛美)たちが車で移動するシーン。
運転をするのが、用務員・古本さん。演じるは、地元出演者の垣内剛さん。
初日の東陽中学ロケでは、カタギとは思えない演技力でスタッフを驚かせた。
あまりにも自然なので、演技とは思えない。ほとんどのスタッフが俳優だと思い込んでいた。
或いは、本物の用務員さんだと信じていたほど。
そこから彼は、田辺のデ・ニーロと呼ばれることとなった。
今回はいちご娘たちを乗せて、車を運転する。
製作部が借りてきた昭和40代のフォルクスワーゲン。
場所は天神崎。4人を乗せて、細い細い海岸線の道を走る場面である。
(つづく)
田辺のデニーロこと垣内さん。
詳しくは=>http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/2008-01-16-1
タグ:田辺のデ・ニーロ