海辺の撮影13/焦り 2005/9/22 [撮影6日目(一)砂浜]
海辺の撮影12/他の方法? 2005/9/22 [撮影6日目(一)砂浜]
海辺の撮影11/他の方法 2005/9/22 [撮影6日目(一)砂浜]
厳しい決断・・・せねばならない。
何とか、やってみよう!
時間をもらい、もう一度カメラ位置を探す。
スタッフも俳優も待機。すぐに準備にかかれるようにしてもらう。
その間に僕は砂浜を走り回り。壁画が入らないアングルを探す。
最初のプランでは、やはりダメだ・・・・。
(つづく)
隠れた青春ファンタジーの傑作。
今年もCS放送で「ストロベリーフィールズ」放映!(3年連続)
もう二度と会えない。夏の日のファンタジー
出演・・・・・佐津川愛美、谷村美月、芳賀優里亜、東亜優
波岡一喜、三船美佳
監督&脚本・・・太田隆文
(今回は日本映画専門チャンネル)
2009年06月02日(火) 25:00
2009年06月05日(金) 20:00
2009年06月15日(月) 27:00
日本映画専門チャンネル=>http://www.nihoneiga.com/prog/002164_000.html
「ストロベリーフィールズ」撮影日記=>http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/2008-05-19-1
海辺の撮影10/決断 2005/9/22 [撮影6日目(一)砂浜]
演出部チーフ、声をかけてくる。
「監督。満潮で撮影し辛いかもしれないけど、これでまた移動するとまた時間を無駄になる・・。
次のシーンで登場する死神も、まだ用意できてない。何とか、このシーンを先に撮ってもらえないかな?」
確かに、これで移動すると、さらに時間を無駄にする。
また、死神のシーンは、この場面を撮ったあとにしたい。
だからといって、あのど派手な壁画をバックに「悲しみのシーン」を撮ることはできない。
どうするべきか・・・・・。
振り向くと土手でスタッフが待機。すでに機材も堤防まで運んでいるようだ。
でも、満潮で撮影すると、何年もかけ、準備し、決めた演出プランでは撮影できない・・・。
(つづく)
海辺の撮影9/図解 2005/9/22 [撮影6日目(一)砂浜]
分かりにくいので、図で説明する。
右上に、ひき潮と書いた曲線。そこが「引き潮」時の海。
その横、満潮と書いた曲線が、そのときの海。
左端、(壁画)の文字があるのが、派手な壁画が描かれた堤防。
(マ)はマキ、(夏)は夏美、(美)は美香、(理)は理沙。
俳優たちは図の上方向に向かって砂浜を歩く。
カメラも同じ方向に、下がって行く。
カメラ(1)が引き潮時のカメラ位置。そこからバックしながら撮影。
これなら、夏美たちの後ろに壁画は写らない。
カメラ(2)は満潮時のカメラ位置。この段階で、フレーム右側には壁画が見える。
つまり、満潮時に撮影すると、カメラ(2)しかできず、どうしても背景に壁画が写ってしまうのである!
(つづく)
海辺の撮影8/カメラ位置 2005/9/22 [撮影6日目(一)砂浜]
これが引き潮で、砂浜が広くなれば・・・
いちご娘たちが砂浜を歩いても、カメラのフレームに堤防に描かれた「派手な壁画」が入って来ることはない。
だが、満潮で「波際」と「堤防」の距離が非常に近い。
予定していたカメラ位置で撮ると、壁画がフレームに入ってしまう。
何より「引き潮」時でも、壁画を入れないで絵作りをすることは難しかった。
それをさまざまな角度を考えて、壁画が写らず、それでいて美しい絵が撮れる場所を探したのだ。
なのに、潮が満ちている。事前に決めた場所からは、撮影ができない!
(つづく)
隠れた青春ファンタジーの傑作。
今年もCS放送で「ストロベリーフィールズ」放映!(3年連続)
もう二度と会えない。夏の日のファンタジー
出演・・・・・佐津川愛美、谷村美月、芳賀優里亜、東亜優
波岡一喜、三船美佳
監督&脚本・・・太田隆文
(今回は日本映画専門チャンネル)
2009年06月02日(火) 25:00
2009年06月05日(金) 20:00
2009年06月15日(月) 27:00
日本映画専門チャンネル=>http://www.nihoneiga.com/prog/002164_000.html
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海辺の撮影7/壁画で気が散る 2005/9/22 [撮影6日目(一)砂浜]
今回の映画の舞台は、昭和40年代。
その時代にはないタイプの絵だ。
これから撮影する悲しいシーンにも合わない。
美香(東亜優)があと数時間で、天国に行かねばならないというときに
ポップアートの前を歩くのは、別の意味を持ってしまう。
また、観客はマキ(谷村美月)や夏美(佐津川愛美)の会話内容より
「あれ、うしろにある壁。派手な絵が描かれているなあ・・」
と、気を取られてしまう・・・。
(つづく)
海辺の撮影6/壁画問題 2005/9/22 [撮影6日目(一)砂浜]
そんな淋しいシーンを撮影するのに、大きな邪魔がある。
砂浜に沿って作られた堤防。
その壁面いっぱいに、カラフルな絵が描かれているのだ。
それがいかにも最近描かれたという、ど派手なポップアート。
当然、それを避けて撮影する。
が、満潮で砂浜が狭くなったことで、どこにカメラを置いても
背後に、その壁画が写ってしまうのだ・・・。
(つづく)
海辺の撮影5 2005/9/22 [撮影6日目(一)砂浜]
この砂浜は派手な美しさはないが、シンプルでこじんまりしている。
人もほとんどおらず、淋しい感じ。
次に撮影する美香のシーンに、ピッタリ!
48時間のタイムリミット。天国へ行かねばならない。
一番先に行くのは美香(東亜優)。
「何かしたいことは、ないのかよ?」
問いかけるマキ(谷村美月)。でも、美香。すぐには思いつかない。
10代の女の子が思い残していること。すぐに思いつかない。
そんな淋しいシーンだ。
なのに・・。
(つづく)
隠れた青春ファンタジーの傑作。
今年もCS放送で「ストロベリーフィールズ」放映!(3年連続)
もう二度と会えない。夏の日のファンタジー
出演・・・・・佐津川愛美、谷村美月、芳賀優里亜、東亜優
波岡一喜、三船美佳
監督&脚本・・・太田隆文
(今回は日本映画専門チャンネル)
2009年05月20日(水) 12:00(本日の正午です!)
2009年06月02日(火) 25:00
2009年06月05日(金) 20:00
2009年06月15日(月) 27:00
日本映画専門チャンネル=>http://www.nihoneiga.com/prog/002164_000.html
「ストロベリーフィールズ」撮影日記=>http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/2008-05-19-1