ガンダムの世界?(11)使いどころ 2005/9/21 [撮影5日目(六)ガンダムの世界?]
ガンダムの世界?(10)ベテランからの反論 2005/9/21 [撮影5日目(六)ガンダムの世界?]
今回の撮影前。ベテランの演出部と話した。
僕は次の映画も「ハリウッド式撮影をする」と話す。
芝居をいろんな方向から撮影して、編集で選ぶ。
それによりハリウッド映画のようなテンポやリズムを出し、感動やスリルを盛り上げるという方法論。
ところがベテランの演出部。反論する。
「それじゃ使いどころが、分からないだよ!」
(つづく)
ガンダムの世界?(9)脳細胞 2005/9/21 [撮影5日目(六)ガンダムの世界?]
ガンダムの世界?(8)経験値 2005/9/21 [撮影5日目(六)ガンダムの世界?]
「昭和40年代には大人に勝てなかった子供が、なぜ、今の時代は勝つことが出来るのか?」
あえて問うてみたが、答えは簡単。
昭和40年代。野球、徒競走、剣玉、将棋・・全て大人たちが、幼い日にやって来たこと。
つまり「経験」がある。だから、「経験値」の少ない子供に勝てた。
それが現代、ファミコン。テレビゲーム。昔はなかった。当然、経験値がない。
子供も大人も、スタート地点は同じ。
そこからの学習能力が問われる。その場合、脳の吸収力が高い子供に、大人は勝てないのである。
(つづく)
ガンダムの世界?(7)アムロ・レイ 2005/9/21 [撮影5日目(六)ガンダムの世界?]
「今の時代。子供が大人に勝てるんだ・・・」
そう痛感した。
これって「機動戦士ガンダム」の世界だ。あのドラマの設定。
未来世界。戦争兵器であるモビル・スーツ(人が乗り込んで操縦するロボットのことです)。大人より、子供の方がより上手く操縦できる。
少年であるアムロが操るガンダム。
大人たちのモビルスーツを蹴散らして行くという展開。
正規の軍人たちが、少年のアムロ・レイに勝てないのである。
友人の親子を見ていると、まさに「ガンダム」の世界が現実となったのだと感じる。
(つづく)
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ガンダムの世界?(6)ストリートファイター 2005/9/21 [撮影5日目(六)ガンダムの世界?]
ガンダムの世界?(5)昭和40年代 2005/9/21 [撮影5日目(六)ガンダムの世界?]
少し話が逸れるが、続けて読んでほしい。
僕が子供の頃。昭和40年代。
あらゆることで、子供は大人に勝てなかった。
走っても、難しい算数の計算をしても、漢字を書いても、将棋をしても、
剣玉をしても、ゲームをしても、徒競走をしても、野球をしても、大人には勝てなかった。
だから、大人を尊敬し、「大人って凄い!」と感じたのだ。
ところが、最近は違う。結婚し、子供がいる友人の家に遊びに行く。
意外な光景を見た・・。
(つづく)
ガンダムの世界?(4)ベテランの弱点 2005/9/21 [撮影5日目(六)ガンダムの世界?]
ガンダムの世界?(3)過去の経験 2005/9/21 [撮影5日目(六)ガンダムの世界?]
例えば左側通行の日本。そこでずっと車を運転していた人。
アメリカに行き右側通行で運転すると、戸惑いがある。
交通法規も日米の違いがある。同じように撮影も日米の違いに戸惑った。
つまり、日本での運転経験があるから、アメリカでは運転しにくい。
むしろ、日本での運転経験がない方が、アメリカでは運転しやすい。
日本の交通法規を熟知しているが故に、それが邪魔になり運転し辛い。
そんな状況なのだ・・・。
(つづく)
ガンダムの世界?(2)経験がない 2005/9/21 [撮影5日目(六)ガンダムの世界?]
理由のひとつ、
「ハリウッド式撮影を実際に、経験したことがない」
勉強はしているので、理屈では分かっている。でも、現場に立つと実感できなくて対応し切れないのだろう。
2つ目の理由は、「過去の経験」
日本式撮影を熟知している。それに囚われてしまい、ハリウッド式を実践できない。
理屈では分かっているが、体が着いていかない・・・。
(つづく)