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撮影6日目(六)路地 ブログトップ
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「河原」が「路地」撮影になった理由 2005/9/22 [撮影6日目(六)路地]

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 この路地。大好きな場所。

 でも、実は今回の映画「ストロベリーフィールズ」で使う予定はなかった。

 「いいんだけど・・・どのシーンでも使えないなあ」

 そう思っていた。

 美香(東亜優)が死神(奈佐健臣)に連れて行かれるシーン。

 本来は別の設定だった。

 マキ(谷村美月)が山。理沙(芳賀優里亜)は海。

 なので、美香は川と考えていた。

(つづく)

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見つけた路地(下) 2005/9/22 [撮影6日目(六)路地]

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(つづく)

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見つけた路地(上)2005/9/22 [撮影6日目(六)路地]


 そんなふうにして見つけたのが、次のロケ地。

 屋敷町にある路地である。

 まず、写真で紹介する。

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(つづく)

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ロケハンの意味(8)大いに関係ある! 2005/9/22 [撮影6日目(六)路地]

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 映画以外のことも聞く。

 何人兄弟か? 好きな食べ物は?

 いろんな面を知ることで、その俳優のことが理解でき、好きになる。

 魅力も引き出せるようになるのだ。俳優も町も同じ。

 「美しい風景」を探すだけのロケハンというのは、

 見た目がかっこいいだけの俳優と・・。

 中身も過去も、何も知らないで仕事をするのと同じ。

 相手のことを知ってこそ。いい仕事ができる。

 知り、把握し、好きなること。俳優でもロケ地でも大切。


(つづく)

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ロケハンの意味(7)そんなの関係ない? 2005/9/22 [撮影6日目(六)路地]

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 「映画の撮影をするのに、歴史や食べ物は関係ないんじゃないの?」

 そんなことを言う人もいるだろう。

 その映画に「町の歴史」や「地元の食べ物」が出てくる訳でもない。

 でも、大切なことなのだ。

 俳優と仕事をするとき、監督はその人のプロフィールを確認する。

 何歳で、何県生まれで、いくつでデビューして、どんな作品に出演したか?

 その作品も見る。それだけでなく会って話をする。


(つづく)

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ロケハンの意味(6)人 2005/9/22 [撮影6日目(六)路地]


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 それから、その町に住む人たちと語らう。

 若い人と話す。お年寄りと話す。子供たちと話す。

 市役所の人。先生。お坊さん。お店の人。

 いろんな人と話すことで、そこがどんな町なのか?

 よく分かる。

 昔話を聞く。最近の話を聞く。由緒あるお寺の言い伝えを聞く。

 歴史を聞く。景気を聞く。

 そこから町の問題点。成り立ち。町の成長が分かる。

 町を歩いただけでは分からない、奥行きが見えて来る。

(つづく)

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ロケハンの意味(5)食べ物 2005/9/22 [撮影6日目(六)路地]

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 町を歩く以外にも、大切なことがある。

 町の人たちが、食べているものを食べる。

 町の名産品を食べる。

 町のうまいものを食べる。

 そこには必ず、町の歴史がある。

 町の「性格」や「思い」が詰まっている。

 それを知ると、さらに町が好きなる。

 好きな町で映画を撮れば、必ず素敵な作品になる。

(つづく)


 梅干で俳優たちに地元を伝える?=>http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/2008-01-28-2

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ロケハンの意味(4)僕のやり方 2005/9/22 [撮影6日目(六)路地]

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 まず、町を歩く。徹底的に歩く。

 撮影場所を探すのが基本だが、それにとどまらずあちこち歩く。

 ロケに必要のない場所でも、いろんな所を訪れる。

 晴れの日。雨の日。曇りの日。いろんな天気に歩く。

 朝、昼、夜。いろんな時間帯に歩く。

 町のいろんな面が、いろんな表情が見えて来る。

 発見がある。興味が湧く。そんな町が好きになる。

 それが映画を撮る上で、大切なものとなる。

(つづく)

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ロケハンの意味(3)町を知ること 2005/9/22 [撮影6日目(六)路地]

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 ロケハンは、「撮影に相応しい」「美しいだけの場所」を探すだけではいけない!

 まず、その町を好きになること。その町を知ること。

 そして、その町を愛することができないと、本当に美しい風景を撮ることはできない。

 今回のロケ地・田辺市は僕の古里。だから、愛情はある。

 だが、住んでいたのは4歳まで。その後、夏休みごとに戻って来たが、

 町を把握しているとは、言いがたい。

 だから、まず、もう1度、町を知ることから始めた!

(つづく)

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ロケハンの意味(2)2回だけ? 2005/9/22 [撮影6日目(六)路地]

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 そんな「ロケハン」。大きな問題がある。

 監督がロケ地を訪れる機会、非常に少ないこと。

 「制作部の探した場所をロケハンで見に行くとき」

 「撮影で現地を訪れるとき」

 下手したら2回しかない!

 それも酷いときは、朝撮るシーンの場所に夜連れて行かれて、

 「朝来るといいんですよ! でも、今日の夜には東京に戻るので朝見せる時間がなのが残念です・・・」

 と制作部に言われることさえある。

 そんなことで、ロケ地決めていいのか?

 昔から、感じていた・・・。

(つづく)

 
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