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脚本・シーン14 塔の見える階段(下 [*シナリオ紹介・塔の前]

シナリオ3

理沙(芳賀優里亜)「・・お前たちが死んだ時間は、それぞれに違う・・・・・」

マキ(谷村美月)「時間が来たら迎えに来る・・勝手なこといいやがって!」

美香(東亜優)「(死神に飛びかかろうとするマキを止める)」

死神「ρξκηΨΠΔΣжΣцю」

マキ「オレはあと三〇時間と三〇分・・・明後日の朝まで・・・」

理沙「二〇時間と・・三五分・・明日の日暮れ頃」

美香「・・・・・私はあと十四時間と・・三〇分。明日の午後・・」

夏美「・・・・・・・」

死神「(闇の中に溶けるように消えて行く)」  
     
夏美(佐津川愛美)「・・・・・・・・・・」

(このシーンは以上)

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脚本・シーン14 塔の見える階段(中 [*シナリオ紹介・塔の前]

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マキ(谷村美月)「てめぇが幽霊にしたんだな! 元に戻せ!(と、前へ出
て殴りかかる)」

死神「(が、マキの襟首を片手で掴み、持ち上げる)」

マキ「うーーー(持ち上げられたマキ、足が宙に浮いてバタバタ
している)く、苦しい・・・・放せ・・・」

死神「(マキを夏美たちの前に放り出す)」

夏美(佐津川愛美)「マキ!」

マキ「・・・・・・」

理沙(芳賀優里亜)「私たちが・・死んだのは・・事故・・」

死神「・・・・(頷く)・・・」

美香(東亜優)「でも、強い未練を持って死んだ人間は・・・・幽霊になっ
  てこの世をさ迷う・・・」

マキ「リミットは死んでから・・四八時間・・・ポケットを見ろ・・・?」

       マキ、ポケットを探ると小さな砂時計が出て来る。

       美香、理沙同じ物を見つける。

死神「(それだ・・と言う顔で頷く)ρξκηΨΠΔΣжΣцю」


 (つづく)

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脚本・シーン14 塔の見える階段(上 [*シナリオ紹介・塔の前]

IMG_6491


 今夜、撮影するのは以下の場面。

 シナリオで紹介する。


(14)塔の見える階段 /夜        高山寺                  
     
夏美たち、走って来る。階段の上に黒づくめの大男が立っている。

夏美(佐津川愛美)「・・・・・あのときの・・・・・?」

マキ(谷村美月)「・・・・・なんだよ。コイツは?」  
 
死神「(四人を見下ろしている)・・・・・・」

夏美「・・・・・」

死神「ХЦЧЩЪφ(威圧的な声だが、意味は分からない)」

美香(東亜優)「・・私は・・・死神・・?」

夏美「・・魂をあの世に導くのが・・・・私の仕事・・・」


(つづく)

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