脚本・シーン14 塔の見える階段(下 [*シナリオ紹介・塔の前]
理沙(芳賀優里亜)「・・お前たちが死んだ時間は、それぞれに違う・・・・・」
マキ(谷村美月)「時間が来たら迎えに来る・・勝手なこといいやがって!」
美香(東亜優)「(死神に飛びかかろうとするマキを止める)」
死神「ρξκηΨΠΔΣжΣцю」
マキ「オレはあと三〇時間と三〇分・・・明後日の朝まで・・・」
理沙「二〇時間と・・三五分・・明日の日暮れ頃」
美香「・・・・・私はあと十四時間と・・三〇分。明日の午後・・」
夏美「・・・・・・・」
死神「(闇の中に溶けるように消えて行く)」
夏美(佐津川愛美)「・・・・・・・・・・」
(このシーンは以上)
2009-10-23 02:00
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脚本・シーン14 塔の見える階段(中 [*シナリオ紹介・塔の前]
マキ(谷村美月)「てめぇが幽霊にしたんだな! 元に戻せ!(と、前へ出
て殴りかかる)」
死神「(が、マキの襟首を片手で掴み、持ち上げる)」
マキ「うーーー(持ち上げられたマキ、足が宙に浮いてバタバタ
している)く、苦しい・・・・放せ・・・」
死神「(マキを夏美たちの前に放り出す)」
夏美(佐津川愛美)「マキ!」
マキ「・・・・・・」
理沙(芳賀優里亜)「私たちが・・死んだのは・・事故・・」
死神「・・・・(頷く)・・・」
美香(東亜優)「でも、強い未練を持って死んだ人間は・・・・幽霊になっ
てこの世をさ迷う・・・」
マキ「リミットは死んでから・・四八時間・・・ポケットを見ろ・・・?」
マキ、ポケットを探ると小さな砂時計が出て来る。
美香、理沙同じ物を見つける。
死神「(それだ・・と言う顔で頷く)ρξκηΨΠΔΣжΣцю」
(つづく)
2009-10-22 05:00
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脚本・シーン14 塔の見える階段(上 [*シナリオ紹介・塔の前]
今夜、撮影するのは以下の場面。
シナリオで紹介する。
(14)塔の見える階段 /夜 高山寺
夏美たち、走って来る。階段の上に黒づくめの大男が立っている。
夏美(佐津川愛美)「・・・・・あのときの・・・・・?」
マキ(谷村美月)「・・・・・なんだよ。コイツは?」
死神「(四人を見下ろしている)・・・・・・」
夏美「・・・・・」
死神「ХЦЧЩЪφ(威圧的な声だが、意味は分からない)」
美香(東亜優)「・・私は・・・死神・・?」
夏美「・・魂をあの世に導くのが・・・・私の仕事・・・」
(つづく)
2009-10-22 01:00
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