死神の撮影(5)不良のスカート 2005・9・22 [撮影6日目(十七)高山寺ナイター]
砂時計はスカートのポケットに入れて置いて、芝居のときに取り出す。
ただ、芳賀優里亜のスカートだけは他と違い、丈が長い。
影番であることを表現している。
昔の不良少女、丈の長いスカートが定番だったからだ。
が、その衣装はポケットがない。
衣装合わせのときに、衣裳部さんからそう説明があった。
この場面。理沙だけは、ポケットから出す真似をしてもらおう。
(つづく)
死神の撮影(4)俳優登場 2005・9・22 [撮影6日目(十七)高山寺ナイター]
死神の撮影(3)時間 2005・9・22 [撮影6日目(十七)高山寺ナイター]
死神の撮影(2)暗さの表現 2005・9・22 [撮影6日目(十七)高山寺ナイター]
真っ暗な場所をそのまま撮っても、何も見えないだけ。
暗さは感じない。
そこに少し光を当てることで、暗闇を浮き立たせ、暗さを見せるのである。
階段の上に立つ死神。
前からライトを当てるだけではダメ。
それこそ昔の「仮面ライダー」の怪人になってしまう。
微妙な光を当てて、見えそうで、見づらい、
この世のものとは思えない存在感を表現すること大切。
(つづく)
暗さは感じない。
そこに少し光を当てることで、暗闇を浮き立たせ、暗さを見せるのである。
階段の上に立つ死神。
前からライトを当てるだけではダメ。
それこそ昔の「仮面ライダー」の怪人になってしまう。
微妙な光を当てて、見えそうで、見づらい、
この世のものとは思えない存在感を表現すること大切。
(つづく)
死神の撮影(1)照明部の仕事 2005・9・22 [撮影6日目(十七)高山寺ナイター]
夜間撮影のこと。映画ではナイターと呼ぶ。
ナイターでまずやるのは、監督が俳優の立ち位置を決める。
そして芝居の流れを説明。カメラの場所を指定する。
それに従って、ライトの位置を決める。
照明部の活躍がスタート。
闇の中に光の世界を作る。
最近はハイビジョン等、暗さに強いものが主流だが、
照明は暗いところで撮るときに、明るく光を当てることが仕事という訳ではない。
暗さを感じさせるのも、仕事だ・・・。
(つづく)