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撮影中の思い出話・いちごがない!(5-終) [思い出話]

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 困っていたら、地元の若い人たちが大量のイチゴを手に入れてくれた!

 何と輸入もの! 

 そこまでは気が回らなかった。

 が、ケーキに使うのはほとんど輸入ものという。

 知らなかった。本当に感謝です!

 小道具としての使命を終えたあと、イチゴをスタッフで食べた。

 輸入ものはよりすっぱかったが、何か青春の味。

 この味も今は、夏の思い出…。


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撮影中の思い出話・いちごがない!(4) [思い出話]

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 そして姉・春美が最後にイチゴをくれて、

 それを皆で食べる理由。

 いろんな意味で重要なアイテム。

 なのに!手に入らない!

 これはまずい!

 絶対にまずい!

 まさか、店の店頭に出ているような蝋細工のいちごを使う訳にもいかない。

 夏美(佐津川愛美)がいちごを食べる芝居もあるのだ。

(つづく)


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撮影中の思い出話・いちごがない!(3) [思い出話]

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 そして「ストロベリーフィールズ」を直訳すれば「イチゴ畑」。

 山と田園に囲まれた畑に育ったイチゴたち。

 それが地方で生活する夏美(佐津川愛美)やマキ(谷村美月)を象徴している。

 そんなイチゴに、まざまな意味を込めた。

 夏美のお姉さんがイチゴを潰す理由。

 主人公たちがイチゴが好きな理由。
 
 大人たちがイチゴに興味ない理由。

 (つづく)

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撮影中の思い出話・いちごがない!(2) [思い出話]

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 「ストロベリーフィールズ」というタイトルなのに、

 イチゴが手に入らないのはマズい!

 何といっても「イチゴが好きな女の子」という設定には意味があるからだ。

 僕の中で、イチゴというのが10代の女の子を一番イメージする果物なのだ。

 甘くて、小さいけど、すっぱくて、キラキラしている。

 昔、「ふぞろいの林檎たち」というテレビドラマがあった

 それでいうと、こちらは「ふぞろいの苺たち」という感じにしたかった。

 (つづく)

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撮影中の思い出話・いちごがない!(1) [思い出話]

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 「ストロベリーフィールズ」は、イチゴが好きな女の子の映画。

 撮影は2005年の夏だった。

 そんな撮影時、僕はひとつ大失敗をした。

 重要な小道具となるイチゴ。実は夏、手に入りにくいのである。 

 調べたときには1年中、どこかで栽培されているとのことだった。

 そういえばイチゴの乗ったケーキも、季節に関係なしに食べることができる。

 安心していた。
 
 だが、田辺では9月に、いちごは売られていなかった。

 地元の方が農協にまで問い合わせてくれたが、次の出荷は12月と言われた!

 (つづく)


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