メイキング・注意点 /2003年11月 [第10章 メイキング監督篇]
メイキングで、大切なのは本編の撮影の邪魔をしないこと。カメラの前を通ったり、カメラに写ってしまったらアウト!
また、カメラ・ポジションはスタッフの邪魔にならないところを、選ばなければならない。といって全く邪魔にならない場所からは、いい絵が撮れない。そこが難しいところ。
そのためには、シナリオを読み込み、監督の個性を理解し、スケジュール表を把握、次に撮影されるシーンの本編のカメラポジションを事前に予想する。そこから撮られる映像を想像。
その撮影風景を見せるのに、一番適した場所を探す。同時にそこにいても、他のスタッフの邪魔にならないポイントを、撮影前に察知。早めにその場所に入りカメラを構えることが大事なのだ。
本編のカメラ、照明、等が全てセッティングされてから動いたのでは、もうその場所には入れないこともあるのだ。先を読んで行動しないと、肝心なシーンを撮影できないことになる・・・。(つづく)