撮影８日目 予定表の備考 2005年９月２4日 [撮影８日目]
予定表。右下の「備考」欄。
ここを拡大して説明する。
朝食は午前５時半には用意できている。おにぎりかサンドウッィチのどちらになる。
メイク開始、午前６時５５分。メイクルーム。
宿舎の一部にセッティングしたメイクルームに
俳優たちが来て、メイクをするということ。
「死神と美香・・」部分は、前回時間が足りずに取り残した部分を
撮影することを説明している。
最後は和歌山県庁から、田辺のフィルムコミッションを取材にくるというお知らせ。
（つづく）
![_m_T-OTA[1].png](https://T-OTA.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_299/T-OTA/_m_T-OTA5B15D.png)
撮影８日目の撮影場所と出演者 2005年９月２4日 [撮影８日目]
「場所」と書かれているところが、撮影をする実際の地名。
「場面」というのは、映画のどの場面を撮影するか？を示したもの。
「S#」は、シナリオに書かれているシーンナンバー。
「登場人物」の下に書かれているのが役名。その下が俳優名。
これを見れば、その日、どこで、どのシーンを、どの俳優が撮影するかが分かる。
この予定表を見て、先に書いた監督日記を読んでもらえれば、
そこで、どのような撮影をしたかが分かるはず！
（つづく）
出演者たちの集合場所 ２００５年９月２４日 [撮影８日目]
予定表の下部分を拡大してみる。
そこを見ると、
本日の撮影に出演する俳優たち。
時間、集合場所なども、この予定表を見ると分かる。
天国への階段（６）撮影2週目も快調 2005年9月24日 [撮影８日目]
こうして美香大会＆天国への階段シーンは終了。
僕も余裕ができたのか？
ボランティアスタッフの大前君（写真上）とも話したりした。
が、まだ、撮影2週目がスタートしたばかり。
もう少しで折り返し地点だが、
先はまだ長い！
（つづく）
天国への階段（５）煙が目にしみる 2005年9月24日 [撮影８日目]
そして、古本さん参加の天国への階段シーン芝居。
ほとんど問題もなく、撮り終わる！
というのは、ひとつだけ問題があった。
風があって、下から流したスモークがほとんどカメラの方に来ない！
これでは、天国に行く途中の感じがしない。
どうしようか？と考えて、カメラそばにいるスタッフが総出でタバコを吸った。
その煙をカメラの前に吹きかける！
僕も、谷村美月や芳賀優里亜たちの芝居を見ながらタバコを吸い、
煙をレンズ前に！
何とも原始的な方法だが、意外に効果があった！
（つづく）
天国への階段（４）撮影 2005年9月24日 [撮影８日目]
地元のエキストラの方々も、死者の役で大勢参加してくれて、
何度もあの長い階段を昇ったり降りたりしてくれた。
本当にお連れ様です。
そして、ありがとうございました！
（つづく）
天国への階段（３）休憩 2005年9月24日 [撮影８日目]
準備がほぼ終わって、日が暮れるまで休憩。
高山寺、山門のところで、スタッフの記念写真を撮った。
左が製作助手君。右が地元ボランティアスタッフの男の子。
こんなふうに撮影日に休憩時間があるのはめずらしい。
でも、いつもは日暮れで撮影が終わるが、本日は夜間撮影。
深夜までかかるかもしれない。
みなさん、よろしくお願いします。
（つづく）
天国への階段（２）準備！ 2005年９月24日 [撮影８日目]
これは準備に凄く時間がかかった。
美術部、照明部、製作部、演出部が一丸となって
夕方から作業にかかった。
何時間もかけて高山寺の正面階段。
見事に「あの世の入り口」に作り替えてくれた！
（つづく）
天国への階段（１）高山寺へ移動！ 2005年９月24日 [撮影８日目]
死神VS美香の撮影が終了後。
撮影隊は、高山寺に移動。
マキ役の谷村美月と理沙役の芳賀優里亜。
そして田辺のデ・ニーロと呼ばれる用務員・古本役の
垣内さんが参加。
天国への階段シーンを撮影する。
これは準備に、凄く時間がかかった。
（つづく）
美香VS死神 再び！ 2005年９月２４日 [撮影８日目]
夕方近くになってから、死神役の奈佐健司さんの出番。
先日、撮影した美香VS死神シーンの取り残しカットを撮影だ。
撮影はしたものの、あまりにも辺りが暗くなってしまったからだ。
光が足りないラストカット、撮り直した。
ただ、演技って別の日にやると、前回と違ってしまうことが多い。
なのに東亜優。前回と寸分違わぬ素晴らしい演技を見せる。
とても映画初出演とは思えない。
凄いヤツだ・・。
でも、監督として、東と出会えたこと。
うれしい！
（つづく）
東亜優の美香大会 天才少女？ 2005年９月２４日 [撮影８日目]
美香（東亜優）が砂の城を作るシーンを撮影。
寂しいシーンだが、東は何だか楽しそう。
「わー何か楽しい。子供の頃を思い出します〜」
とか言うので
「ダメダメ。ここは悲しいシーンだからね！」
といって撮影。
１発でOK！！！
東は何もしなくても、寂しさや悲しさを表現する。
この子も、他の３人と同様に、抜群の資質を持っているのだ。
これでやっと美香大会は終了。
夜の撮影に入る前に、あれをせねば！
（つづく）
東亜優の美香大会 寂しい美香 ２００５年９月２４日 [撮影８日目]
演出部のサード君と、美術部さんが作ってくれた砂の城。
でも、完成はさせない。
そのあとを美香役の東亜優自身が作る。
そこから撮影。
それにしても、砂浜で1人。砂の城を作る東は寂し気。
哀れな感じ。でも、まさに、それが狙い。
学級委員をがんばるの、誰にも理解されない美香の思いを
表現する場面である。
（つづく）
東亜優の美香大会 砂の城 2005年９月２３日 [撮影８日目]
今朝、助監督のサード君から質問。
「監督。美香（東亜優）が作る砂の城ってどんなイメージですか？」
さすが！ 演出部。そこまで考えていたとは偉い。
で、「小さな恋のメロディ」でダニエルとメロディが作った感じの砂の城だと伝えた。
「え〜、それ見てないんですよね・・・」
というので、宿舎にあるDVDプレイヤーで見せる。
「メロディ」は俳優たちへの宿題ビデオにもしてあるので、
撮影現場にも持って来ていたのだ。
サード君。それをしかと見つめて、絵を描いて現場に臨んだ。
（つづく）
東亜優の美香大会！ 扇ケ浜で撮影 2005年9月24日 [撮影８日目]
さらに移動。
扇が浜で撮影する。
ここは僕が子供の頃から、何度も来た場所。
何か、感じるものがある。
撮影する場面は、美香（東亜優）が休日に砂浜に来て
一人で砂の城を作るというシーンだ。
（つづく）
東亜優の美香大会 古尾の写真をさらに 2005年９月24日 [撮影８日目]
古尾の町。写真をさらに。
この町を美香（東亜優）がさまよう。
（つづく）
東亜優の美香大会（１４）古尾の町 2005年9月24日 [撮影８日目]
美香大会は続く、
会津川、江川町に続き、
古尾（ホウロウの看板がある通り)でも「さまよいシーン」を撮る。
この町も本当に素敵！
そこを東亜優演じる、美香がさまよう！
（つづく）
東亜優の美香大会（１３）さらに写真を 2005年9月24日 [撮影８日目]
本当に素敵な町。懐かしさが溢れる。
写真でももう少し紹介する。
（つづく）
写真でももう少し紹介する。
（つづく）
東亜優の美香大会（１２）江川町紹介 2005年9月24日 [撮影８日目]
江川の町。写真を紹介する。
懐かしさが溢れる素敵な町だ。
美香（東亜優）の思い出の場所として撮影。
この町で美香は、幼少期を過ごした設定だ。
スチール写真は全て、ロケハン時に僕が撮ったもの。
（つづく）
東亜優の美香大会（１１）江川町で撮影 2005年9月24日 [撮影８日目]
美香大会は続く、江川町で撮影。
この町も大好きな場所のひとつ。
１０回近くロケハンに来て、この町を感じる
最高の道順まで見つけてある。
そのコースを東亜優にも歩いてもらう。
（つづく）
東亜優の美香大会（10）通学シーンも撮影 2005年9月24日 [撮影８日目]
会津側の撮影時。
合間に女子高生のエキストラを10人ほど呼んであるので、
登校風景も撮る。
土手の上を歩いてもらう。
オープニングで使う。
（つづく）
東亜優の美香大会（９）会津川の河原で撮影 2005年9月24日 [撮影８日目]
美香＝東亜優・大会は続く、
さらに会津川の河原。
学校帰りに美香が会津川に石を投げるシーンだ。
回想で使う。
美香は学級委員。クラスメートの注意をせねばならない。
でも、それを妬み。意地悪する生徒もいる。
教科書の書かれた落書き。
「私はクラスのためにがんばっているのに、なんで誰も分かってくれないの・・」
そんな思いで、川に向かって石ころを投げるシーンである。
（つづく）
東亜優の美香大会（８）撮影した場面紹介 2005年9月24日 [撮影８日目]
本日、撮影した部分を紹介しよう。
幽霊になった美香（東亜優）がお父さんを発見。
お父さんは生前に娘と撮った記念写真を見ている。
美香は父の前に立つ。が、幽霊なので父には見えない。
（つづく）
幽霊になった美香（東亜優）がお父さんを発見。
お父さんは生前に娘と撮った記念写真を見ている。
美香は父の前に立つ。が、幽霊なので父には見えない。
（つづく）
東亜優の美香大会（７）父と再会シーン 2005年9月24日 [撮影８日目]
下写真。撮影準備中。
涙の代わりに、目薬をメイクさんにさしてもらう。
（つづく）
涙の代わりに、目薬をメイクさんにさしてもらう。
（つづく）
東亜優の美香大会（６）プロを超える演技 2005年9月24日 [撮影８日目]
そんな津村さん、最初は照れておられた。
が、次第に名演技になる。
そしてアドリブがあったにも関わらず、何なくこなす。
過去のシーンも無事撮影。
さらに美香親子の再会シーン
とても感動的なものとなった！
（つづく）
東亜優の美香大会（５）本物のお父さん？ 2005年9月24日 [撮影８日目]
美香（東亜優）のお父さん役は地元・在住の津村さん。
梅干職人の役だ。
彼は俳優ではない。地元の田辺市の方。
見るからに優しそうな父親で、本当に梅干の職人さんのようだ。
それもそのはず、南紀銘菓の「田辺っ子」のご主人
本物の職人さんなのである。
そして、本当に幼い娘さんがいる。
美香のお父さん役というより、お父さんそのものなのだ。
（つづく）
東亜優の美香大会（４）新工場でロケ！ 2005年9月24日 [撮影８日目]
中田食品旧工場の撮影を終えて、
次は少し離れた中田食品の新工場へ。
旧工場は現在、使われていないので、中の部分は新工場で撮影する。
新工場はまるで、シリコンバレーのような
広大な敷地に、清潔で巨大な建物。
昨年、内部を見学させてもらい、梅干の勉強もさせてもらった。
その中の倉庫を使って、撮影させてもらう。
（つづく）
東亜優の美香大会（３）あっという間！ 2005年9月24日 [撮影８日目]
通常、監督やカメラマンがロケ現場を訪れるのは１〜２回だ。
特に今回は和歌山県田辺市の撮影。交通費も宿泊費も嵩む。
だが、僕とカメラマンの三本木さん。自腹で何度ロケ地を訪れた。
そして徹底してカメラワークやカット割りを現場で考えた。
この場所にも、何十回も来ている。
テスト撮影もしているので慣れたもの。
あっと言う間に終了だ。
費用も労力も時間も、本当に大変だったけど、その成果が上がった。
よし、次へ行こう！
（つづく）
東亜優の美香大会（２）中田食品旧工場前 2005年9月24日 [撮影８日目]
本日は、東亜優以外のいちご娘の他の3人は、しばしお休み。
まず、第1弾は中田食品の旧工場前で撮影。
ここは僕らが泊まる上秋津の宿舎、いちご村のすぐそば。
歩いてでも来れる距離。
そこで「美香が父の工場を訪ねる場面」を撮影。
（つづく）
