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アイドル映画滅亡?Ⅱ  /2005年3月 [第22章 絶望の連続篇]

 現在、グラビアで人気あるCやD主演の映画、というのはない。

 観客の志向が変化して、可愛いアイドルはグラビアやビデオで見る。お金を出して映画館までは行かない風潮が強い。

 だから、アイドル映画は当たらない。歌はCD等で聴き、テレビ番組ではあまり見ない。だから、歌番組が激減。

 「***ちゃんが出てるから!」で映画見に行くのは、極々一部のマニアだけ。なので、舞台挨拶がある初日は満員でも、あとはガラガラということがよくある。

 つまり、ファンがタレントで映画を見に行ったのは、山口百恵、たのきんトリオまで。それらはタレント有りきで、作れていた。

 その手の作品は内容より、アイドルが優先される。中身は二の次。どんな物語でも、そのアイドルが出れば客は来る。内容的にはどうしても、安易なものになりがちだった。

 そうして観客は「アイドルの出ている映画は、つまらない!」という認識を持つようになる・・・。

(つづく)


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