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衣裳&メイク部の活躍(1)衣装合わせ    2005/9/9 [第二一章 衣装合わせ篇]

 映画のことを書くと、どうしても俳優の話が多くなる。が、作品を支えるスタッフのことを忘れてはいけない。

 撮影部や演出部はまだ注目されることがあるが、それ以外にもいろんなパートが活躍している。

 衣装&メイク部。

衣装会わせ.jpg


 最近の撮影スタッフは女性が多くなったが、「ストロベリー」太田組では、昔ながらに男性が多く、女性は彼女らのみである。

 では、衣裳・メイク部とはどんな仕事をしているのか? 仕事はまずシナリオを読み込みから。登場人物がどんな衣装を着ているか?をイメージ。

 文章で指定されているものも含め、ドラマの時代設定、どの地方の話か、季節などを考慮して衣裳パターンを考える。

 今回は昭和40年代が舞台。最近のファッションでは駄目。まず、その時代の勉強からスタート。

 単に当時流行ったものを用意するのではなく、同じ時代でも裕福な家庭と貧しい家では着るものが違うし、都会と田舎でも違う。

 また、時代考証が合っているだけではなく、服の形や色、デザインが登場人物のキャラクターを象徴している必要もある。

(つづく)


*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと8日!

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