映画「理由」について(3)そのスタイル 2005/9/11 [第二五章 衣装合わせⅡ]
本で読むと、小説を読むというよりルポを読んでいる感じ。
映画で見ると、主人公の視点から事件を見つめるのではなく、出演者(事件の関係者)が直接カメラに向かって話しかけるスタイル。
観客はダイレクトに証言を聞くという形になる。
「ストロベリーフィールズ」に、出演して頂く並木史郎さん。そのシーンも居酒屋でカメラに向かって、事件の容疑者である友人のことを語る。
事件の起きた高層マンションの管理人役の岸辺一徳さんも、カメラに向かって(つまりは観客に向かって)死体を発見した様子を語り続ける。
何とも、不思議なスタイルだが、これが画期的。小説では可能だが、それを映画で再現できるとは思わず、唸らされた。
そんなスタイルだからこそ、リアルな現代日本と日本人の姿が見えて来る・・。
(つづく)
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと1週間!
映画で見ると、主人公の視点から事件を見つめるのではなく、出演者(事件の関係者)が直接カメラに向かって話しかけるスタイル。
観客はダイレクトに証言を聞くという形になる。
「ストロベリーフィールズ」に、出演して頂く並木史郎さん。そのシーンも居酒屋でカメラに向かって、事件の容疑者である友人のことを語る。
事件の起きた高層マンションの管理人役の岸辺一徳さんも、カメラに向かって(つまりは観客に向かって)死体を発見した様子を語り続ける。
何とも、不思議なスタイルだが、これが画期的。小説では可能だが、それを映画で再現できるとは思わず、唸らされた。
そんなスタイルだからこそ、リアルな現代日本と日本人の姿が見えて来る・・。
(つづく)
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと1週間!