優秀な監督とは?(9ー終)妥協しない 2005・9・22 [撮影6日目(十四)ロケバスの中]
「ストロベリーフィールズ」は・・。
今後も監督業を続けたくて、映画会社や製作プロダクションに対して
「予算」と「スケジュール」を守る優秀な監督であること
アピールするために作る映画ではない。
どうしても、古里・田辺市で撮りたくて始めた作品。
「親と子に伝えるべき大切なこと」をテーマとして描く映画なのだ。
そして、この映画を企画し、スタートさせたのは僕自身だ。
製作会社の評価や、テレビ局の目は関係ない。だから・・。
妥協してはいけない。
「予算」や「予定」は守る。でも、それを守るために妥協してはいけないのだ。
そんなことをしても、誰も喜ばない。
僕自身の映画なのだ。そう自分に言い聞かせる。
次のロケ場所は久々の高山寺。ナイター撮影。
日が暮れた田辺の町をロケバスは高山寺に向かって走り続けた・・・。
(つづく)