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選挙と映画は違う /2004年2月 [第12章 和歌山死闘篇Ⅱ]

 選挙で当選すれば候補者は議員になり、権力も経済も付いて来る。でも、映画を撮っても個人も会社もほとんど儲からない。

 ただ、町は宣伝になり、町おこしなる。今、多くの地方が映画を誘致し、町を活性化しようとがんばっている。映画を撮って一番プラスなのは地元。尾道や長野では自ら出資して、映画を呼ぼうとしている。

 でも、残念ながら我古里にはどの会社も興味を示さない。業界中探しても、ここで撮影したいなんていう会社は皆無。
 「1億円出すから撮ってくれ」と言っても、振り向くプロデュサーはいない。

 でも、D社は「何とかしたい」と言ってくれている。今回は大きなチャンス。なのに、ご老人は「D社が先方に金を出せばいい」というのだ・・・。(つづく)


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