突き刺さる言葉 /2005年1月 [第21章 撮影延期篇]
業界の友人からも、こう言われている。
「もう無理でしょう? その映画は絶対に無理。潰れますよ! 僕なら降りますね・・」
「他人の話として客観的に聞くと、潰れると思えますね。同情はしますが、一度ケチのついた作品って、なかなか立て直せないものです」
「関係者も、もう辞めると言うでしょうね。自分の知らないところでバカな奴がいて、そのために撮影延期・・・。やる気なくしてますよ・・・」
「こんな形で潰れる映画は、よくあります。残念だけどもうダメですよ・・」
言葉のひとつひとつが胸に刺さった・・・。だが・・・、でも・・結局「ストロベリーフィールズ」を映画にしないと、何も展開しないのだ!!!!!!!
この作品を完成させ、実力をアピールして、大きな作品に繋げるか? 死ぬまで負け犬人生を送るか? そういう選択だと思える!!!
命を賭けて来た4年を生かすには、やはり、戦うしかない!! まっ白になった自分に、そう・・・言い聞かせる・・・。
<つづく>