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低予算映画の戦い方/2005年4月 [第22章 最後の希望篇]

 映画製作は本当にお金がかかる。ハリウッド映画のような莫大な費用で、日本映画は撮れない。

 それどころか、今はテレビ・ドラマの方が多額な製作費がかかっていたりする。

 さらに巨匠監督ならとにかく、僕らのような新人監督は本当に厳しい予算で撮らなければならない。

 が、よく、仲間内では「もう少し製作費があれば、****が撮れたのに!」と不満を言う監督たちがいる。

 もう少し、金があればまともなセットを作れたとか、粘っていい絵が撮れたのにと、いう。が、製作費がないのを理由にして、努力を怠っていないだろうか?

 スピルバーグでも予算削減に勤めながら、いいものを作ろうとしている。ジョージルーカスでも、いかに特撮を安く上げるか?を考えて、ILMを創設した。

 監督は単に「作品作りを考えていればいい」時代ではないと思える。予算が少なくてもできる、クオリティの高い作品作りは出来ないだろうか?

<つづく>


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