映画で出ない地元感(3)誰も知らない和歌山 2005/9/3 [第十一章 ロケ地・田辺市篇]
東京に住む多くの人は「和歌山県」と言われても、何もイメージが浮かばないのが現実。
「わかやま/和歌山」と言うと、よく「おかやま/岡山?」と聞き直される。 有名な観光地がある訳でない。修学旅行で行くこともないだろう。
関西でも奈良・京都は古都、神戸は港町、大阪は食い倒れに吉本興業。強いイメージがあるが、和歌山県はその種のものがまるでない!
例えば、和歌山は江戸時代、徳川御三家のひとつ。八代将軍の吉宗を輩出している。
が、吉宗といっても、たいがいは「暴れん坊将軍?」「松平健?」マツケンサンバ?」としか連想してくれない。
「それとも大河ドラマ?」と思われ、和歌山県と結びつかないようだ。それどころか一番多くの答えが・・。
「和歌山県・・田辺市・・・聞いたことないなあ・・・」
残念ながらこれが、現実・・。
(つづく)