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夏美の母を探せ!(終)大林組同窓生?  2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 作品は「理由」。吉行さんの役は、峰岸徹さん演じるレストラン経営者の妻。僕は作品の撮影風景をドキュメンタリーとして記録するメイキング班。

 お互いに憧れの大林映画に初参加できた嬉しさと、第一級作品の現場に張りつめる物凄い緊張を感じながらの撮影だった。

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 そのときに吉行さんが演じた妻の役が、今回の夏美の母にダブった。で、出てもらえるかどうか? まず、直接、本人にお聞きした。

 「どんな映画ですか?」と聞かれると思ったのに、シナリオも読んでいないのにOKをくれる。

 「太田さんが撮る作品ならきっと、大林映画のような切ない系でしょう? 出る出る!」

 快く承諾。こうして大林組同窓生の2人は再び、一緒に仕事することになる。

 吉行さんなら安心。演技力。キャラ。そして、僕がもっとも影響を受けたであろう大林宣彦監督の映画のファン。

 「ストロベリーフィールズ」の世界観も問題なく、分かってくれる。こうして、最後の一人。夏美の母役も決定した。

 <つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!
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