映画は必ずお祓いをする? 2005/9/16 [第二七章 クランクイン準備篇]
スタッフと地元関係者全員で市内の神社へ、お祓いに行く。
「何事もなく無事に撮影ができますように!」という祈願。
映画というのはなぜか? 必ずこれをする。
「四谷怪談」が映画化されるときは、その種のニュースが流れることがあるのでご存知の方も多いと思うが、怪談でなくても行く。
怪談やホラーはお祓いをしないと必ず、事故が起こると言われるからだ。
あるホラードラマのとき。お祓いに行った。神主さんが笹の葉か何をふりまわしながら、順にスタッフの名前を読み上げていく。
が、僕の名前だけ間違っていた。「おおたたかふみ」というところを「おおたたかし」と言っていた。
「あー、これで僕だけ効果なしだなあ〜」
と思ったが、結局何もなかった。日頃はついてないことが多いが、撮影となると意外に強運。呪いも、祟りも撥ね付ける。
今回のお祓いは闘鶏神社で行われた。子供の頃からよく遊びに来た神社でお祓いをするなんて、想像もしなかった。
でも、これで神様も味方。いよいよ明日から撮影!
(つづく)
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインは、いよいよ明日!