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映画監督という仕事(1)プロフェッショナルな人々 2005/9/17 [撮影初日(二)学校]

 朝の登校シーンは終了。校舎中庭に移動。渡り廊下のシーンに移る。技術部は機材を片付け始める。

 カメラ、三脚、ライト、スタンド、延長コード。撮影にはさまざまな機材が必要。同じ校内とはいえ、それを別の場所に持っていくのも大仕事である。

照明部準備.jpg

 その光景を見ていて、感じることがあった・・。

 先にも書いたが、撮影では全て監督が判断せねばならない。スタッフは用意周到に準備し、シナリオに書かれたシーンを現実の中に組上げてくれる。

 フレームの中に、「ストロベリーフィールズ」の世界を作り出してくれる。

 それを監督が見て、「もっと***がほしい」「これはいらない」「こんな工夫もほしい」注文を着ける。スタッフはそれに応え、カメラや照明。エキストラの動きを考える。

 しかし、何を言っても応えてくれるか? というと、そうではない。本当に考え抜いた演出で、必要不可欠なことを言わねばならない。

 彼らはプロフェッショナル。おまけに一癖も二癖もある拘りアーティスト。会社員のように、上司が命令すれば何でも従うということはない。

 簡単にできることでも、作品にマイナスになる注文だと拒否されることもある。でも、プラスになることなら、時間がかかり面倒なことでも張り切って応えてくれる。

 信頼してもらえれば、もの凄い力になる。が、バカな注文ばかりしていると、誰も支持してくれなくなる。

 そんな意味で、映画作りというのは監督VSスタッフという構図がある・・・。

 (つづく)

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「ストロベリーフィールズ」の放送日 in 2008-69938281.jpg

衛星放送 チャンネルNECO 特集「天国の法則」

6月20日(金)午後5時10分から放送!

監督&脚本:太田隆文

出演:佐津川愛美 芳賀優里亜 東亜優 谷村美月 
波岡一喜 伊藤裕子 小西博之 三船美佳

いちご4人娘のコピーs.jpg

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