青春ファンタジーはリアルに?(5)ゴジラの崩壊 2005/9/20 [撮影4日目(三)高山寺]
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「人々が逃げるシーン」と「ゴジラが建物を壊すシーン」。
「どちらが派手」で「観客が喜ぶか?」というと、もちろん後者。
だから、その種のシーンが増えていった。
おまけに逃げ惑うシーンは、エキストラが大量に必要。お金も時間もかかる。
(ある時期は以前の作品の1場面を再利用したりもしていた)
観客も喜ばない。次第になくなった。
でも、人々が逃げるシーンがあったから、リアリティが強まったのだ。
また、ゴジラの犠牲になった人々の描写。
怪我をした人。死んだ人。病院に収容し切れずに広い部屋に並べて寝かされる。
まるで戦争中。そんなシーンが、ゴジラの凄さや脅威を感じさせた。
が、1作目の「ゴジラ」以外ではほとんど描かれていない。
(つづく)
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