最終決戦開始Ⅱ /2004年6月11日 [第17章 和歌山進撃篇]
これは以前から聞いていた「街の有力者を50人くらい呼んでのプレゼンテーション」のことだと思える。
これで支持されれば、「街の方々が資金を集めたり、応援してくれたりするか?」「やはり映画関係者は信用できない!」となるのかが決まる。
かなりなプレッシャーを感じていた。それにちょうどその連絡があった頃、僕は過労で倒れて、何週間も、寝たきり状態。
ここ数週間は養生しながら過ごしているが、まだ本調子ではない。50人も相手にプレゼンで説得する体力があるだろうか・・・不安だ・・・。
これで全てが決まるなら、もう少しコンディションのいいときに臨みたい。でも、そうは行かないのが、現実である・・・。(つづく)
決戦の開始 /2004年6月16日 [第17章 和歌山進撃篇]
(第17章のスタートです!)
この春。地元でお会いしたニューリーダーの方々。幸い評判がよかった。
「今は東京に住む監督が、ここまで田辺のことを考えて、がんばってくれてるのに、私たちが何もしない訳にはいかない!」
「太田監督はおもしろい人だし、勢いがある。応援したくなった!」
そう言ってくれた。さらにそのとき同行してもらったカメラマンのSさんの評版もよかった。
「まだ仕事としてスタートもしていない段階で、ギャラも出ないのに応援に来ている。それだけ太田監督は、信頼があるに違いない!」
「カメラマンは大学院を出たインテリタイプ。見るからに賢そう! そんな人を東京から、遥か田辺市まで連れて来るというのは、太田というのは凄い奴かもしれない・・・」
と勘違い(?)してくれたこともあり、(本当に凄いのはSさんの方で、僕は「やる気」だけです・・)支持率がかなり上がった。本当にSさんの御陰・・・・。感謝!
それから2ヶ月。地元から「いよいよ、プレゼン本番を行いたい・・」との連絡があった・・。(つづく)