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路地のコミニュケーション/2004年6月 [第15章 S40年代の意味篇]

 これは町にも言える。

 昔は細い路地がたくさんあった。人とすれ違うときにはお互いに、避けなければならない。

 だから、言葉が交わされる。

 「お先にどうぞ!」

 「すみません。お先に!」

 それだけでも、相手のことが分かる。会話も生まれる。コミュニケーションが生まれる。

 でも、車が何台も通れる広い道では、誰とも言葉を交わさずにまっすぐに歩くことができる。誰とも交流を持つ必要がない・・・。

(つづく)


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