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死神テスト撮影Ⅱ/2004年12月 [第21章 撮影延期篇]

  死神というのは、知っているようで知らない存在。

 怪物でも、妖怪でもなく、本来は神様。人の死期が近づくとやってきて、死んだら魂をあの世に連れて行くのが仕事。

 自ら人の命を奪ったり、傷つけたりはしない。

 中世のヨーロッパが発祥なので、衣裳は修道僧のようなものを着ている。欧米ではタロットカードのデザイン、トランプのジョーカーに使われていて、日本における鬼とか幽霊的に不吉なものとして認知されている。

 映画でもブラッド・ピット主演の「ジョーブラックによろしく」などにも登場しているが、日本ではドラマ等で扱われることが少ない。

 「8時だよ!全員集合」「オレたちひょうきん族」等のバラエティ番組のコントとして使われることが多かったせいか? 死神というとギャグと感じてしまう人もいる。

 さて、そんな死神が日本の田舎町に現れるという物語を映像にしたときに、問題はないか? そのテストをしてみた。

 衣裳を着た若旦那に同行してもらい、田辺の町のあちこちで、ビデオカメラとスチールカメラをまわしてみる。

 

<つづく>


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