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ロケハン/梅干工場(上) 2005/9/4 [第十一章 ロケ地・田辺市篇]

 映画「ストロベリーフィールズ」メインロケハンの話に戻る。本日は前回お話したばかり中田食品さんの工場。

 日本でもナンバー1の梅干会社だ。漬け物業界でも、トップクラス。

 梅工場見学から何度もお邪魔しているが、今回はスタッフを連れての訪問。まずは上秋津にある旧工場。

 
 ここはすでに使われていないが、昭和40年代の趣きが残る素敵な建物。

 新工場は巨大でモダンな建物。おまけにハイテクで素晴らしいのだが、「ストロベリーフィールズ」の時代設定は昭和40年代。表のシーンはこちらで撮影させてもらう。

 そのまま移動。車で高速を走り、新工場へ。

 広大な敷地の中にある新工場は、まるでシリコンバレーのコンピュターファクトリー。その奥にある巨大な梅干倉庫で、撮影させて頂く予定。

 まるで映画「レイダース失われたアーク」のラストシーンに出てくるような、大きな倉庫。映像的でとてもいい感じ。

 ここで、いちご四人娘の一人。美香の父が働いているという設定。幽霊になった美香が訪ねて来るが、父はそれに気付かない。何も話せない親子の再会。という場面を撮影する。

 天井まで積み上げられたタンクには、梅干が漬けられている。その香りが倉庫中に漂う。そこで撮影できることは、地元感、リアリティ、臨場感が抜群に出る。

 今から撮影が楽しみ!

<つづく>

*御陰さまで、この「映画ストロベリーフィールズの製作日誌」のアクセス総数が本日、8万件を越えました。応援、ありがとうございます!*


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