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ベテラン俳優・飯島大介(終)自主映画かもしれません。2005/9/6 [第十六章キャスティング激動篇]

 その後、飯島さんとは交流が続き、毎年、年賀状を頂く。

 2001年。僕は「ストロベリーフィールズ」のシナリオにかかる。

 マキのオヤジってどんな人だろうと考えていて、思い出したのがハリウッド作品のオーディション。目の当たりにした飯島大介さんのこと。

 そのイメージで、マキのオヤジのキャラを作った。

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 製作費集めで、あちこちの映画会社に営業し始めた頃。1度、飯島さんにお手紙を出した。

 「今、考えている作品があるのですが、出演してもらうことは可能でしょうか? メジャーな作品ではなく、まだお金も集まっていません。
  もしかしたら自主映画になるかもしれません。でも、飯島さんに出て頂きたい役があるのです」
 
 冗談だとは思うが、いつかは自主映画でも出ると言ってくれた方。もしかしたら・・と思いお手紙した。

 と、すぐに御返事をくれた。ハガキいっぱいに筆文字で書かれている。飯島さんの演技を思い出す力強いものだ。
 
 「喜んで出せてもらいます。いつでも言ってください!」
 
 当時、僕は監督デビューしていたとは言え、まだまだ新人の頃。そんな僕に2つ返事でOKをくれた。凄く嬉しい。

 だが、その後、正式に依頼するまでには、何年もの月日が必要となる・・・。


<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!



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