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飯島大介さんからの手紙(2)大島渚監督の作品に出た人 2005/9/6 [第十六章キャスティング激動篇]

 巨匠・大島渚監督等の名作に出演する、ベテラン俳優の飯島大介さん。僕のような超無名の新人監督の出演依頼を、本気で捉えてくれていた。

 「出てもらえますか?」とお願いしても、忘れられても仕方ない年月が経っている。でも、毎年、年賀状には僕が作ろうとする映画「ストロベリーフィールズ」のことが書かれていた。

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 だが、なかなか、正式に依頼するまでには至らず、気付くと何年も経っている。大きな映像関係の会社が手を上げ、製作費を出す!と言ってくれたこともある。

 今年の夏こそは!と思ったが、その会社も途中で約束を保護にし投げ出してしまった。

 昨年、飯島さんから封書が届く、久しぶりに小さな舞台に出演するので、ぜひ見てほしいというお知らせ。六本木の劇場を訪ねる。

 飯島さんは若い舞台俳優たちに交じって、渋いいい味を出していた。

 が、前回お会いしたときから、何年も経つせいか? 髪が真っ白。マキのオヤジというより、祖父という感じ。年賀状の文面がジョークではなかったような気がする。

 そんな飯島さん。舞台が終わると、笑顔で迎えてくれた。握手を求められた。そんな飯島さんにビールを御馳走になり、これまでの話をした・・。

<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!

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