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「本読み」とは何か?(8)自主映画時代に気づいたこと 2005/9/8 [第十九章 最終準備篇Ⅰ]

 それと、もうひとつ。自主映画時代に気付いたことがある。

 当時、学生だった僕は、朝から晩まで歌を聞いていた。

 ローリング・ストーンズとか、ブルース・スプリングスティーンとか、ばかりだった。が、20才前後から日本の歌も聞くようになる。

 自主映画時代。友人の車でロケハン。海のそばの高速。松田聖子、近藤真彦、中森明菜、山下達郎等、日本の歌のテープをかける。盛り上がり、皆で歌った。ロケハンか? 歌声大会か? 分からない感じ。

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 当時はカラオケもなく、歌を歌うということがほとんどない。が、いつも聞いている歌詞で、よく知っているのに、実際に自分で歌うと印象が違うものがあった。

 それで気付く。台詞も同じではないか?

 当時からシナリオは自分で書いていたので、声に出して読むとどうなるか? と考えてみた。友人のスタッフ3人で、やってみる!

 すると、活字を目で読んでいるときは、問題なくても、声に出して読んでみると、おかしなものがあった・・・。

 逆に、文章では問題あるのに、声に出して読むといいものもあった・・・。

 (つづく)


*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと9日!



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