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涙の本読み(20ー終)恐るべき子供たち    2005/9/9 [第二二章 涙の本読み篇]

 谷村美月たちは、片方では観客として物語に感動。片方では俳優として、最後まで演じ続けようとした・・。

 本当に凄い子たちだと、感じる。

 波岡一喜君は、少女たちの暴走(?)に少々驚いたようだ。普通の本読みはここまでしない。

 「でも、そんな暴走少女たちをサポートし、引っ張って行くのがオレの使命やろなあ・・」

 と理解してくれたようだ。さすが!「パッチギ」

シナリオ7.jpg

 僕にすれば、実は佐津川たちは演技者でありながら、最初の観客でもある。

 その役に成り切るとき、そこで悲しみや感動を感じなければならない。それができなければ、この物語は失敗だ。

 多くの大人たちは「今時の10代はこんなじゃない!」と言っていた。が、肝心なのはオヤジたちの意見ではなく、今の10代が泣けるということ。

 それが今回、見事に証明された。

 「ストロベリーフィールズ」と言う物語を読み、感受性豊な少女たちが号泣。

 「これは映画として絶対に行ける!」という喜びと、

 「この素晴らしい少女たちと、撮影をし、一緒に映画を作って行ける」ことの嬉しさでいっぱいだった。

 佐津川愛美、谷村美月、芳賀優里亜、そして本読みには、間に合わなかった東亜優。そして少女たちの優しき兄貴分・波岡一喜! このメンバーで田辺ロケに行く!

 (つづく)



*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと8日!



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