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撮影が大変な場所(3)金八先生?   2005/9/17 [撮影初日(五)聖林式?]

 撮影がむずかしい場所のひとつ。それが教室。

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 なぜなら、まず、生徒役だけで30人以上が出演する。

 人数が多いのが問題ではない。それなら、野球場やコンサートの撮影の方が人数は多い。

 例えば「野球場」の場面で、主人公と恋人が試合を見に行くという設定だとすると、撮影すべきポイントが決まる。

 「主人公と彼女」「グランドの試合」「観客」

 この3つのポイントを押さえればOK。メインは主人公と恋人。

 観客は「たくさんいる」「盛り上がっている」、「グランド」も同じ。何が進行しているか? が伝わればOK。両者共に状況説明。

 会場を借りたり、エキストラの誘導は大変だが、撮影自体は意外に難しいものではない。

 これが学校のシーンだと、面倒だ。カメラで狙うべき人物は、「主人公」「親友」「いじめっこ」「先生」「学級委員」

 どんな設定でも、5〜6以上のポイントが必要になる。

 例えば「金八先生」の説教シーンを思い出してほしい。生徒が発言するたびに、その生徒を撮影している。

 テレビドラマは複数のカメラで、一気に撮影。時間もそれほどはかからない。が、映画の場合はカメラが1台が基本。

 生徒を1人撮影するごとに、カメラも照明も全部セッティングし直す。そのために膨大な時間がかかるのである。


(つづく)

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